思ったよりも人を嫌いになれそうな自分は新しい発見 | 愚奏譜

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ワタシ、かなでの備忘録みたいなもの。
割と内向き・オタクなハナシが多くなりそうです。

漫画のハナシ

『機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝(3)(4)』太田垣康男      原案 矢立肇・富野由悠季(小学館)

本編もだけど、こちら外伝も熱量が高いです。面白いです。漫画として面白いです。
3は表紙の通りグフが活躍します。
4は、ガンタンクも活躍しますが、その他の短編も二編入ってます。

世界が宇宙世紀ではなくAfterWarみたいです。
そもそもが「ガンダム風」「宇宙世紀風」だから、筆者の作家性パワー全開です。
考証も相変わらずの20世紀な古臭さでお洒落です。やれやれ。


グフは、ラルやノリスを筆頭に、結構作劇優遇もあってカッコいいイメージが世間的にもあるけど、ガンタンクはそんなでもない。
以前にガンタンクモエを書いたりしましたが、だからといって、本作のような活躍はワタシの琴線ストライクという訳ではないです。
そもそも、この世界の連邦MSはコアブロックシステムが標準装備なんだよなぁ……なんだかなぁ……ワタシがモエるのはV作戦のアノRX-75なんだよなぁ。
活用も『F91』以来伝統の作劇上「逃走器具」。『サンダーボルト』じゃ本編でもやってたな。