上手い具合に薬効ありといえども過投薬は禁物 | 愚奏譜

愚奏譜

ワタシ、かなでの備忘録みたいなもの。
割と内向き・オタクなハナシが多くなりそうです。

貯めてたもの
どちらも上田秀人作品

『愚劣 百万石の留守居役(十四)』講談社時代小説文庫

まだ江戸にいます。
上田作品のお馴染みスポット吉原も、本作では本多と深い繋がりがあることになってます。
加賀は加賀で、前に瀬能にやられちゃった越前がちょっかい出してきます。吉原へも、です。
「留守居役」だから江戸働きがメインになるのが正しいんですが、そろそろ着地が気になります。上田作品は着地が微妙だから。



『急報 聡四郎巡検譚(五)』光文社時代小説文庫

うろちょろしてた伊賀抜忍どもと決戦へ。
一度聡四郎だかもツッコミを入れてたけど、戦闘力も高くて高レベル放下も出来て、仕官してない暇な郷忍ならば、いくらでも小銭を稼げそうな気がするんだけど、その辺は「騙されてた」で済ませてる。
本シリーズは、バトル面に関してはインフレ極まってるから、続ける気があるならば、もうアイツらには退場してもらった方が良い。
なんだかな。もっと聡四郎には旅して欲しいんだけど、過去作の史料を流用できるところしか行ってない内に終わりそうだ。