夜勤なんて滅多にしないからいつまでも慣れない | 愚奏譜

愚奏譜

ワタシ、かなでの備忘録みたいなもの。
割と内向き・オタクなハナシが多くなりそうです。

行ってきました。
Bunkamuraザ・ミュージアム
「みんなのミュシャ」です。
看板は派手です。
撮影可のところに展示してあったヤン・ジシュカ。
この他にも、前述の『乙女戦争』のレギュラーキャラなんかが、結構作品に登場してたりする。そりゃ彼が郷土史を描けば当たり前のことなんだけど。
でも『スラブ叙事詩』とかはあんまりワタシはモエません。
やっぱり細長い広告ポスター作品の方が好き。
こうやって見てみると、本当の「金色」を使っている作品が多いのが新鮮。本とかじゃ黄色になっちゃうから。

とりあえず今、暫定で好きなのが
『ヒヤシンス姫』
なんか右腕が強そうで。

こんなのも好き。
保険屋のキャンギャル嬢なんですが、帯刀武装してます。


今回はタイトルが「みんなの」と入ってるようにミュシャだけでなく、それに影響を受けた作品なんかも展示。レコードジャケットとか漫画とか。
教科書レベルでいうと『みだれ髪』表紙が有名かしらね。昔、逆転の発想というか、与謝野晶子の作品にミュシャの絵を付けてた本があったな。
あらためてまとまった量で見ると、結構たのしい。


さてさて、『乙女戦争』やらミュシャやらに触れたならば、仕上げにスメタナの交響詩『我が祖国』、特に第2曲『ヴルタヴァ』、通称『モルダウ』を聞いておけばいいか。
『モルダウ』は、人によっては歌のイメージかもしれない。ワタシは、さだまさしの歌だと思ってました。
そもそもミュシャが『スラブ叙事詩』みたいな作品を書き始めたのだって、曲のせいじゃなかったか?

一括りに「東欧趣味」なんてしちゃうと、「カンフーに尺八BGM」みたいな「大雑把アジア」と同じ程度の異国趣味かもしれないけど、無知ゆえに御容赦願いたい。