朝ドラ『わろてんか』
終わってみれば面白かったです。ホントに。
途中で結構貶しましたが、お詫びします。
今思えば、やはり全ての元凶は藤吉(松坂桃李)。
藤吉は作劇で嘘つきゴミクズバカに見えませんでしたし、大した働きもしてないのに急に有能扱いされたように見えました、ワタシには。しゃべり方も声も大嫌いになったので、松坂桃李も嫌いになりました。
藤吉だけでなく、序盤からワタシの嫌悪源だったのがキースとアサリ。やつらも居るだけで、喋るだけで不愉快。ネタも全く面白くない。振る舞いもクズで挽回もなし(後半の理解しがたいブレイクは挽回とは思えない)。
そして主人公てん。
彼女も大概の扱い。
最近の朝ドラ(大河も)では女性キャラが老けメイクをしないのが当たり前ですが、彼女は段違い。
孫もいる歳なのに、戦後の焼け野原でチンピラに絡まれたときに「ねーちゃん」呼ばわりされて、それがシックリくる若々しい容姿。脚本もビジュアルは諦めていたのね。彼女がかわいそう。
若々しいままなのは、他のキャラも全員そうでした。楓もリリコも他も。そういえば男性陣も。今よりも老けが早い時代なのにね。でも、彼等は気にならない。むしろ安心する。
後半は、ワタシの嫌いなキャラの出番が少なくなったから、見ていて楽しかった。
？？？
脚本が主役に近いキャラへの愛が無かったのか？それとも演者の実力か？
後者なのか……悲しいな……
そうなると、最近ルーチン化してるスピンオフが楽しみです。