『ガールズ&パンツァー』OVA第五話「スノー・ウォー!」とかを見ます(未完成) | 愚奏譜

愚奏譜

ワタシ、かなでの備忘録みたいなもの。
割と内向き・オタクなハナシが多くなりそうです。

書きかけて何年も眠らせていたのを発掘しました。
面倒なので半端のままですが一先ず。



体力消耗が激しいからどうしようかと思いましたが、超久しぶりにやってみます。

Blu-ray五巻の中身いろいろ。
OVAから。

サブタイトルコールは秋山。主役回だから。
内容は本編プラウダ戦で、大洗が包囲された状態で斥候に出た各隊のうち、秋山エルヴィン組の詳細を切り取ったもの。例の『雪の進軍』を歌いながらの場面。

歌いながら順調に進む二人だけど、エルヴィンに異常。
「足が冷たいな」
雪中装備が甘いエルヴィンのブーツではダメだったみたい。
そこで、用意周到「過ぎる」秋山によるケア。
作業しながらも、二人は説明的なミリヲタネタで会話が弾む。東部戦線でのドイツ軍装備の失敗とか、ソ連の万全さとか。
で、これはミリヲタだけでなくコレクター系あるあるですが、「買ったはいいけど、いつ使うの?」的なジレンマのハナシ。シリーズ全般で見られる秋山のグッズなんて、そんなのばっか。でも、そんな理由で怯むのは本物じゃない。
で、ハナシは雪中行軍ネタへ。日米合同訓練時に、同一条件下でアメリカが遭難寸前のピンチで撤退したのに、日本はフツーに目的地に達して、決死の覚悟の救助隊が来たときにはノンビリと雪合戦とかして時間を潰してた、てハナシ。カイロは偉大、てやつです。

歌いながら更に進む。
敵発見。
エルヴィン、作戦を立てる。
敵中を抜けて帰陣する。
なんか台詞が芝居じみてたけど、もしかしたら元ネタがあるのかしら?秋山のハイテンションぶりを見ると。
「了解であります大隊長ドノ!」
「よろしい。それでは出発したまえ」
「イエッサー!!」

歌いながら更に進む。
「月は冷たく顔覗き込む」の歌詞の部分で、次が雪雲に隠れる。本格的に吹雪いてくる。
「大休止にしましょうか?」
秋山が提案するけど、この雪の中で出来るの?いや、秋山の準備は抜かり無い。あっという間に雪洞完成。

持っていたにぎり飯をエルヴィンに渡そうとして、「保冷パックにいれるの忘れた」と悔やむ秋山。
「保冷」は外気の温度を遮断する機能なので、「保温」も出来るらしい。
今回、雪洞作りに使った携帯スコップと合わせて、こんな知識も
「多分、一生で役に立つこと二度とないと思いますけど」
「そんはことはない」
戦車道を続けていれば機会もあるだろうけど、日常じゃ無理だろうな。だからいい。

「生徒会のやり方にはどうも疑問が…」
エルヴィンの言葉に、何か気付く秋山。咳払いして続ける。
「神戸中尉がおられます!」
深刻な表情での台詞の応酬。
「雪とはなんだろう?」
一瞬の間のあと、二人で大爆笑。
なにか映画のネタだと思うんだけど。『八甲田山』とか?
「香炉峰の雪の見方」を共有できるのは幸せ。

吹雪が止んで雪洞から出る二人。
突然転がり回る秋山。
新雪を見ると、やりたくなるらしい。
流石にエルヴィンも呆れる。
またミリヲタネタが挟んであったけど、ちょっと分からない。

偵察に行った子らを心配するみほ。
楽観的な武部と五十鈴。
二人は既に秋山の異能を理解している。
「なら、大丈夫かな」

敵陣到着。
「フラッグ車ですね」
「これでなんとかなるかもしれない」
必要な情報は手に入れたし、このまま帰れるけど、秋山は敵中突破を提案。
視線の先には、無造作に掛けられたプラウダのコート。

「いや~寒いね~」
プラウダの子に気さくに挨拶するのは、プラウダの格好をした秋山。
話しかけられたチビッ子は、この時点では殆どモブに近いキャラだったニーナ。後に劇場版やドラマCDとかで大活躍するキャラ。ガルパンは、いつモブが昇格するか分からない、という風潮は、アンチョビや彼女やルクリリによる。
「先輩?」
きょとんとするニーナ。
ココアを振る舞って懐に入る秋山たち。
何気ない会話で情報を引き出そうとするけど、エルヴィンが下手くそ過ぎて秋山が取り繕う。
一応、カチューシャを持ち上げる秋山だけど、
「食べだら寝るなんてコドモですよね~」
ニーナは少し馬鹿にしたカンジで返す。
ニーナは相手が「弱小校」(この時点での大洗の評価としては正しくない。「無名校」ぐらいが正しい。サンダースとアンツィオを破った西住指揮の学校だから)だと油断もしてる。
秋山は、更に配置とかも聞き出す。
ミリヲタらしい知識で、KV2の運用苦労も労ったりする。
そこで語られた、かーべーたんのアレコレが、劇場版で映像化されたりする。やはりあなどれない。
で、運用に難があるKV2だけど、カチューシャのお気に入りだからスタメン入り。何故なら
「車高が高いから」

立ち去る秋山エルヴィン。
「コゴア、ありがとうございまーす」
笑顔で見送るニーナ。
直後に砲頭から顔を出すアリーナ。彼女もまた現時点ではモブ。
「あんれ、誰だえ?」
「そんなごどもしらねえだが。先輩に決まってらべなあ」

戦果に喜び笑顔で走る秋山エルヴィン。


歌いながら進む。
「「どうせ生きては帰らぬつもり」」
「ただいま帰還しました!!」
ここで本編の場面に繋がる。
で、おしまい。

『雪の進軍』って、嘘かまことか、戦後の検閲でGHQが「反戦歌?」と間違ったそうな。英訳詞だけでみたら凄惨な戦場描写に感じるだろうからね。

ED曲は、三式のネトゲチームと、ポルシェ・ティーガーの自動車部。

続いて、不肖・秋山優花里の戦車講座。
今回のテーマは「砲頭のない戦車」「駆逐戦車」。
の前に、大洗の新戦力紹介。
ポルシェ・ティーガーはストーリー的ネタバレに繋がるから次回で、三式中戦車から。
三式(チヌ)は、劇場版で大活躍する九七式(チハ)の発展系。でも急造だから、砲が野砲のまんまで連射が難しい。その弱点をネトゲチームは劇場版で文字通り「力ずく」で解決したな。
三式は劇場版で、設計時の仮想敵のシャーマンどころじゃない上位機のパーシングを討ち取ってた。
騎兵隊出身の合衆国陸軍元帥の名を冠したアメリカ戦車が、日本戦車とドイツ戦車とソ連戦車からなる小隊に、アパッチの雄叫びを上げられながら、西部劇な背景で討ち取られるって、いい趣味(?)してる。

あとは謝罪。
以前の戦車講座でのIS2の履帯幅とB1bisの装甲が間違ってたみたい。
ここは「戦車好きの女子高生による講座」という設定なので、これもネタになる。

で、軽駆逐戦車ヘッツァーのハナシ。
スペックは劇中の改造ヘッツァーではなく、オリジナルのもの。
攻撃力はⅣ号と同じ。

で、突撃砲(ストゥルムゲシュッツ)とか戦車駆逐車(パンツァー・イェガー)のハナシ。
独ソ戦で駆逐車の短所と突撃砲の長所が浮き彫りになったから、駆逐戦車(ヤークト・パンツァー)が生まれた、と。
無砲頭だから、安く作れるしデカイ砲も積めるし装甲も厚くできる。

あとはドイツ戦車色々の紹介。
ラング、ヤークトパンター、エレファントそしてヤークトティーガー。
エレファントとヤークトティーガーのスペシャルデラックスなスペックを見ると、両車を討ち取ったうさぎチームの凄さが分かる。


サウンドドラマ9話は、秋山が成績不振で戦車グッズ廃棄されるピンチ。で、冷泉に助けを求めるけど、指導が雑過ぎて役に立たず、みほは勉強会を提案。一応、勉強会は成功したみたい。
10話は、アイス選びに苦戦するみほ。トランプで選べば、と秋山提案。で、ならばと、勝者総取りの大富豪を始めるけど、冷泉が連勝。武部が最後に逆転ルールにするけど、みほが天和で勝つ。でも、みほは肝心のアイス選びをしてなかった、というオチ。
冷泉が教え下手だと、武部のハム2級取得のハナシに繋がりにくくなるな。
ドジドジポンコツなみほは、ホッとする。
それにしても、みなやはり声に違和感。

第九話第十話のキャストコメンタリーは、西住みほ役の渕上舞サン、角谷杏役の福圓美里サン、小山柚子役の高橋美佳子サン、河嶋桃役の植田佳奈サン。
今回は完全に先輩に囲まれた状態の主役。
先輩方は慣れたカンジでトークをガンガン回して、どこで主役が喋ってるのか分からない。
あとは「Катюша合唱」「巻舌苦手」「高橋美佳子サンによるあんこう躍り」「キャラ死への不安」「CGの凄さ」「OP登場キャラの焦らし」「キャラの身体の設定」「闇鍋とあんこう鍋」「カツネタからの地域名物」とかのハナシ。
与太話は「大洗女子学園全員集合希望」。これは劇場版後のイベントで、あと一歩のところまで実現。その「一歩」に福圓サンも含まれてるのが因縁染みてる。
画面が生徒会活躍のシーンとなればキチンと触れます。流石。
渕上サンがミリタリー経験を振れば、既に護衛艦に乗ったりしてる先輩方。会長はウィッチだしね。陸海空制覇なカンジ。
この時点では、まだ大洗の祭りっぷりを知らなかった3人。のちに、3人揃って大洗のイベントに出たりします。
最後の方で植田佳奈サンが、アマ無線4級を持ってると告白。高一のときに取得。
この3人は無敵だな。


スタッフコメンタリーは、いつもの鈴木、岡部、杉山のお三方に加えて、佐々木あけび役の中村桜サン。上坂すみれサンに続き、うら若い女性キャストが病をこじらせて登場。中村サンは戦車モデラーなのでコッチみたい。
のちのガルパン展開に繋がる与太話としては
「バレー部無双のハナシをリクエスト」⇒「アンツィオ戦での活躍、そして劇場版のアヒル小隊」
「劇中の戦車道レギュレーションでセンチュリオンはギリギリOK」⇒「言わずもがなの劇場版」
あとは、まだボコの位置付けが曖昧だったぐらい。
正直、中村サンはオッサン達の熱量に圧倒されていたカンジがしました。彼女も大概な有様なんですが。

あと、本放送のときは製作が間に合わず、第10話の後に、総集編的な第10.5話が流されて、一旦放送が終わりました。まるで打切作品かのように、「私達の戦いはこれからだ」的なカンジで。
で、本巻にはそれも収録されています。
内容は、みほと秋山の掛け合い方式。


これまでです。
ワタシ的には加筆が必要だと思うんですが、多分もうしないの思います。
何年放置してたんだろ?