『八重の桜』第49回「再び戦を学ばず」を見る | 愚奏譜

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ワタシ、かなでの備忘録みたいなもの。
割と内向き・オタクなハナシが多くなりそうです。

そうかジョーはもういないのか。けど、ジョーの言葉は生きてる。
けど、学校経営はそうはいかない。「教育勅語」なんてのを聞くと、水戸サイド的にはゴメンサイ(水戸学リンクは最近流行らない説みたいだけど)。廃仏毀釈とか言っちゃっても、論理構成は儒だからね、新規じゃなく単なるブームサイクル。「日本古来の~」ってヤツは、一筋縄ではいかない。


なんだか、席順がギュウギュウ詰めだと思ったら、回想出演が多いのね。流石覚馬。


看護サークルの娘サンらは「業界」有名人かしら?

『京都守護職始末』
語る覚馬に合わせて天下劇の回想。
覚馬はああいうけどワタシは飲めない。
そしたら御家訓。ワタシにはそこまで通じないけど、会津士分(これに縛られているのは武士のみなのは劇中描写済み)には効果覿面。「だから会津はこうなった」と覚馬。それじゃ取材にきた健次郎も激怒。とりなす八重も理解出来ても納得できない。覚馬も実はそうなので涙。死者縛り。
「会津も頑張ったけど下手を打ち過ぎたよね。だからズタズタにされて滅ぼされても仕様がないよね。」なんて理屈を理解できないヤツとは仕事をしたくないけど、納得するヤツとは付き合いたくない。

八重から語られる兄覚馬。ベタな死相。
八重覚馬の対話。あまりに結論めいた内容。チョッと空気も言葉も軽い気がする。
同志社卒業式で語る覚馬の内容。ごもっとも。けどね、死線を越えた事のある人が、色々な天秤にいきなりイノチを載せて圧倒して語るものは、汎用性が感じられないから苦手。


そうこうしているうち覚馬危篤そして最期。
なんだか初めて望郷会津の覚馬を見た気がする。娘の久栄にも声をかけてやれよ。先立つ不孝も詫びないし。なんでこんなに駆け足なんだ。
流れで大殿まで病床。覚馬の理屈だと、「呪いのアイテム」になる御宸翰。それを秘した理由を語る大殿。託される山川兄弟。そして大殿も逝く。

次々と縁のある人々が亡くなり崩れる八重。励ますのは「彼」しかいない。これで八重は最終回まで大丈夫かしら?それぐらいあったかいシーン。

半島情勢不穏。
テンション上がる蘇峰のブン屋。それを横目に醒める蘆花。
日清開戦。八重は大山に赤十字従軍を嘆願。この腕相撲以来のタイマンも気持ちいい。

次回(最終回)予告
まさかアノ人、人達が再登場するとは!?
「見事な最期」ではなく、ボンヤリした感じで着地するのかしら?老けメイクをする気もないみたいだし。


紀行は覚馬と京都


終わる気がしない