影を慕いて(完全版)(古賀政男) | ふしぎのメダイ

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 ※この歌を最初に歌ったのは佐藤千夜子(昭知5年12月)で最初は残念ながら余り売れなかったらしい。しかし、昭和7年に藤山一郎の歌で
再レコード化され、記録的なヒットとなる。

 まぼろしの影を慕いて

 雨に日に 月にやるせぬ我が想い

 つつめば燃ゆる 胸の火に

 身は焦れつつ しのび泣く




 まぼろしの影を慕えば

 灯火(ともしび)の 光に消ゆる悲しさに

 熱き泪(なみだ)は 枯れ果てて

 いく夜寝覚めの 夢寂し




 わぴしさよ

 せめていたみの なぐさめに

 ギターをとりて 爪弾(つまび)けば

 どこまで時雨(しぐれ) ゆく秋ぞ

 振音(トレモロ)さびし 身は悲し




 君故に 永き人世を霜枯れて

 永遠(とわ)に春見ぬ 我が運命(さだめ)

 永ろうべきか 空蝉(うつせみ)の

 儚(はかな)き影よ 我が恋よ




 ※前にも言いましたが、何故か2番の歌詞が歌われていません。

 今の歌手の人には是非とも完全版で歌って欲しいと思います。



 ふしぎのメダイより