近代栄養学の致命的な「狂気」 | ふしぎのメダイ

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 無理に口をこじ開けて食物を押し込む「病院給食」も、腹に穴を開けてでも栄養を送り込もうとする「胃ろう」も、現代医学の狂気から発生している。

 その根源には近代栄養学の致命的な過ちがある。それはドイツのミュンヘン大学教授フォイト(1831~1908年)の誤謬(ごびゅう)にまでさかのぼる。彼は内食礼讃を唱え、カロリー理論を確立した。

 つまり、できるだけ多く「肉を食え!」「カロリーを摂れ」という、現代から考えたら狂気の沙汰と思える「栄養学」だが、それが今でも世界の栄養学・医学の主流であることが空恐ろしい。フォイトは「近代栄養学の父」と称えられているが、その理論はとっくの昔に破綻している。

 肉食礼讃は「THE CHINA STUDY」(邦訳・葬られた第二のマリガバン報告」

 コリン・キャンベル他著、グスコー出版で完膚無きまでに否定された。

 なんと、Г動物タンパク質こそが史上最悪の発ガン物質だ!」(同書)というから、多くの人は驚愕するだろう。動物タンパク摂取量2倍でガン発生は11倍にも激増する。さらに、カロリー理論も完璧に破綻している。

 過剰カロリー摂取こえが短命、万病のもとであることが明白だ。

 だからカロリーを減らすことこそが万病を防ぎ、長寿を謳歌することの秘訣である。

 しかし、この大宇宙の叡智(えいち)に鈍感な人々もまた、あまりにも多い。

 一度、頭に刷り込まれた固定観念(洗脳)から逃れることは、かくも難しい。

 低カロリーで長寿遺伝子オンに

 しかし、「カロリー制限すると長寿遺伝子の働きがオンになる」(レオナルド・ガレンデ教授・マサチューセッツ工科大)という長寿遺伝子の発見で、低カロリーの大切さは決定的となった。
 断食療法(ファスチング)では7~20日ほどが標準コースである。ふつう人間は水だけで30日はかるく生きられる。断食で免疫力と排毒カが向上して自然治癒力は劇的に高まる。
 だから病気のとき食欲がなくなるのは、当然である。1日3食を消化吸収するのにフルマラソンを走るくらいのエネルギーを消費する。断食はその生命エネルギーを排毒・免疫など自然治癒力に転換することだ。給食や胃ろうで無理やり与えると排毒や免疫は損なわれる。

 ここにも「治さない」ことが真の狙いの悪意の医療がある。

 給食・胄ろうを強いる病院には、絶対に近づいてはいけない。

 ここでも
 「大往生したけりゃ医療とかかわるな」(中村仁一医師)の鉄則が生きている。