大変お久しぶりです。
暫く書くことにエネルギーを向けられず放置してしまっておりました。
その間に時代も季節も、世間の潮流も激変していて、そして年が明けて、空気が大きく変わって、みずがめ座の時間に入って来ましたね。
毎年この頃は土星の影響が強いのを感じます。
やぎ座の時間の方が土星の管轄なはずですが、やぎ座特有の王様チックなキラキラと煌めく時間なので、あまり土星土星してなくて、年が明けてからのみずがめ座の時間の方が、よほど土星っぽいです。
みずがめ座って支配星も天王星と土星ですので、バッサリと枝葉をそぎ落とした冬の厳しさそのままですよね。
そして個人的にこの時間は動く気力がないので、毎年この頃は引きこもりの繭状態です。
いつも思うんですけど、
新しい年が動き始めるのってやっぱり立春です。
次の立春が来ると、私は2012年の立春に初めてボディワークでセラピストデビューしましたので、そこからかれこれ早15年経つことになります。
ワイヤーアートもその頃から作り始めているので、こちらもほぼ15年。
最近はセッションも講座もほとんど承っていませんので、仕事を継続しているとは言い難いのですが(笑)
そして今年はショップ開設から10周年になりますが、さてどうしましょうね。
私個人の在り様がこんななんですけど、時代も世間も同様だなと思います。
変化が大きすぎるし、ここからどこへどう向かうのかもまだまだ分かりませんし、大荒れに荒れているテレビ業界なんてその最たるで、みずがめ座冥王星の半端ない力が具現化されていますね。
それでも、まだまだ序の口でしょう。
一度旧態依然とした世界が解体されて、再構築されていくのは既定路線なので、まだまだビックリするようなことが、テレビ業界のみならずあらゆる分野に起こって行くことでしょう。
特に今回はセクハラ、ハラスメント、コンプライアンス等のお話がクローズアップされているのも、とてもみずがめ座冥王星らしい動きだなと思っています。
みずがめ座の自由博愛平等精神が存分に発揮されて、立場の弱い側の尊厳が守られない世界はもう終わって行っていいし、その辺りに気が付いていない組織や企業が意識改革を迫られて行くんだろうなと。
本日、みずがめ座新月。
先ほどふと思ったんですけど、これからの世界がどうあって欲しいのか、この新月は強く意識出来る時間です。
私はコミュ障と言うほどではないせよ、時折人と関わるのがとてつもなく面倒くさくなります。
(実際今はそんなシーズンですし・・・)
なのでやっぱりコミュ力高い人がSNS等で楽し気な様子を見ると、色んな感情が湧いてくるんですけど、そんな自分でも、この新月が救済してくれている気がしたんです。
コミュ力の高い人、文才がある人、人気がある人だけが人権を与えらているかの様に振る舞うのがSNSの世界ですが、そんなんじゃなくっても尊厳を持っていていいし、どんな人でも存在する権利があって、それが当たり前な世界になって行くといいなと。
互いに互いの尊厳を守り、認めつつ、
NOなことにはNOを言える世界にしたいし、なって欲しい。
そして、あれ、これおかしいんじゃないか? って思った時に、健全に思考が出来る心の状態が保てるように。
内省、内観と、意思表示と。
個のメンタリティの成長、精神の成長が、時代を創って行くんじゃないかなって思っています。
そして、大きな声、強い声、上手な言い方をしている声に自分の存在がかき消される気がしてしまう人も、決して自分の尊厳を自分で粗末にしないで欲しいです。
最近ネトフリで遅ればせながら、ザ・クラウンを一気観しています。
一晩に何話もまとめて観ているのでかなりのセリフを英語のシャワー的に浴びているのですが、中でも何度も何度も出て来る言葉があって、それが、dignity(尊厳)なんですよね。
英国ロイヤルがそんな言葉を何度も使うって言うのがちょっと驚きますが、エリザベス女王役の役者さんの口から何度もこの単語が飛び出すのです。
そしてプライドと言う言葉もたくさん出て来ます。自分が自分であるための、プライドと尊厳ですね。
ロイヤルファミリーの個々人が、己の尊厳と存在意義を求めて苦しむ描写がたくさん出て来ます。
山羊座時代の象徴の様な英国ロイヤルの大河ドラマに、これからの時代に必要なエッセンスがあるとは何とも皮肉なことですが、庶民の私達個々人が己の内なる王になる。つまり水瓶座の対極的な獅子座のエネルギーが、これからの時代を生きるための必修項目なのでしょうね。
あなたの王国を、築き上げて行きましょう✨
それは誰にも不可侵の領域。あなたの尊厳が宿る聖域です。
誰にもそんな不可侵の聖域が存在することが、世の中の常識となる時代。
水瓶座らしいそんな時代を体験するために、私達は今ここにいるのだと思います。
夜明けの光と共に。
橙香
aseedofsanctuary.com