サービス精神に感服する一杯だった~!の巻
10月上旬のお昼に訪問。先客8名、後客0名。
水戸市の未訪問店巡り。
最近、常設の寄席がオープンして話題となっている、宮下銀座の手前に有りました。
宮下銀座入り口のコイパにピットイン。
入って声が掛かるの待っていると「そこ、空いているよ…」と奥様がご案内。
お冷が届きます。
ラーメン450円を口頭でお願いします。
すると、スープの中にゆで卵or餃子を入れてくれるサービスが有るとか。
餃子をお願いしました。
店内も年季が入っています。
混んでいれば相席は必然ですし、奥の方が出ようとしたら、立って椅子を仕舞わないとならぬ、コンパクトな店内。
厨房には調理担当の店主さん1名でしょうか。
少しして、着ラー。
それではスープから。
薄い油脂のコクに穏やかな醤油タレの塩気、昆布に鶏ガラと妄想する旨味が有ります。
この値段でもしっかりと出汁を取られている感じがあります。
淡麗ですが、なかなか美味しいです。
次に麺を。
麺は加水高げな細ストレート麺。
スープを束になって拾い、ツルプリモチな食感。
麺が絡むとスープの塩気はもう少し強くても良いかなぁと思うけど、普通に美味しいです。
製麺所っぽさが有るけど、値段を考えたら自家製麺かのかなぁ。
麺量は体感140g程度。
具はチャーシュー、餃子、メンマ、ほうれん草、海苔、ネギ、ナルトです。
バラロールチャーシューは薄いですが、醤油タレの味が染みていて、うまっ!…プチサプライズです。
水餃子は大きくて、噛むとニンニクが香って、肉汁&スープがジュワッと。
勝手にラーメントピに焼き餃子はどうかなと思っていましたが、水餃子は有りですね…美味しいです。
ほうれん草は新鮮な野菜感が有ります。
メンマはコリコリで食感良好。
ミニチャーハンはサラダ油のコクに醤油の塩気、ベチャッとしたライスでホカホカでは無い常温です。
でも、あるのが嬉しいですね。
お新香は冷蔵庫から出てきた冷たさがあり、タクアンの甘しょっぱさをキリッとさせます。
あっという間に完食。
会計時に「安いですね~、大丈夫ですか?」と思わず声が出てしまいました。
曇った表情に「少し値上げしても怒られないと思うんだけど、安い値段でお腹一杯食べて喜んで欲しいというのが、旦那のポリシーなの。」
という心の声が聞こえてきた気がしました。
ご馳走でした。