広げるだけのキャンプコットは兎に角ラク
デカいのはまだヨシとしても5キロと重い。停めたら横で直に寝る、てな時に使うのを前提で買ったのだけど、駐輪場から野営地に徒歩の時はやっぱ重いんだよね。もう一つ持ち歩きように欲しい
なんで鉄フレームなの…と思っていたが、最新型はアルミフレームに替わり、2.9キロと2.1キロも軽いから、買い足し候補に迷いに迷ったけど、デカさは同じ(画像右)※タイムセールで7,999円だ、迷う(笑)
そこで未知の世界である「脚を組み立てるのが大変」と敬遠していた ザ・コット を購入(画像左)
KING CAMPコット。なんとたったの約2.0キロ(収納袋込みで2.2キロ)、収納時サイズは幅13cm、長さ36cmと画期的コンパクトで、組み立ても簡単とある。半信半疑だが、体験しないと真偽不明
黄緑はキャプテンスタッグのテントでオレンジ色がコット。メッチャ小さい
収納袋はゆったり目に作られている
まずはサイドのポールをコットの穴に挿し、端を入れ込む(精度のバラツキでシート寸法が短く、ポールを端に入れるのに力がいる個体もあるらしい。そこら辺は中国メーカーだよな)
脚の組み立ては、左側レバーを引き上げて開いておく
脚レバーの無い方を(右側)を下ポールに挿し
こんな感じで上を挿す
手前に降ろして手を離せば脚は開いた状態で固定されるという、テコの原理+バネの優れもの
挿すと書いてるけど、パチンとか言う作業ではなく、ポールに合わせる、あてがう感じです
レビューだと「固くて手が疲れた」「力を入れないと無理で入れたら折れた」「か弱い女性だと無理」とか見ますが、たぶん方法を把握していないのだ思います
↑品質バラツキで脚を挿す切れ目の穴が左右極端にずれていて、ポールが水平に取り付けられないとかのレビューも見ますがこれは大丈夫
外す時もコツさえわかれば簡単で、脚を少し手前に倒してからレバーを引き、上に押し上げ、捻れば外れます。こちらも力要らず
これは確かに説明図だと分かりにくいのですが、今時ですと動画をググれば一発で出てきます
このコットの仕組みで、組み立て・分解できない人は、どのコットも無理です
ただ、似た様な仕組みのは沢山あり、どうも細かい仕様が違うのか、張力を高めるためか、脚をはめるのも、テコを押すにもかなりの力を使うみたいです
他のを試してないので比較はできなてのですが、このコットの脱着は簡単でしたね
ライダーにとっての最大のメリットは軽量コンパクト。このバッグにも、サドルバッグにも楽に入ってしまうのは秀逸です
弱点は、シートの張りがやや弱め。コットの脚は5本〜6本が/も多い。こちらは4本なので楽、アルミで軽いのですが、持っている頑丈な鉄フレームのコッドに比べて寝心地は8割~9割くらいでしょうか
しかし僕の体重45kgなら体も沈み込まず、背中も脚のフレームにも当たらず、良く言えば、包み込まれる様な柔らかい寝心地。快適に眠れそうです
許容体重は60kg前後なのかな。Amazonレビューだと80kg前後の人は沈み込み過ぎて酷評です
寝返りでは若干のきしみ音はしますが、これも体重次第なのかも
変なオマケは右の平たい袋↓。収納袋とかテントカバーとかペグカバーとか入れると枕になるという、しっかりした作りの袋で、これだけでも200gはあるか?
常備のアイマスクとか耳栓とかも無くなりがちなので悪くはない。沢山詰めても枕サイズと言うより、首の下に敷いて丁度いい感じ (枕も付属していると思った、騙された。というおバカレビューも見る。調べなよ(笑))
さて、ここからが本題
これ、先日買ったソロテント 入るのか? そこが最大の問題
今の青↑の楽々コットは組み立て後は入口からは入りません。でもテントの中で広げればOKなんだけど、普通のコットは無理です。それもあり組み立て式コットは敬遠してたのだけど
色々と調べていたら、入れる方法が分かりました。一番簡単なのは
「組み立てたコットを、テントを組み立てる前に入れる」
組み立て前だとテントの入口は広がるので入る理屈。やってみたけど、シートにポールを挿しただけだと引っかかずに入りました、が、脚を敷けると引っかかり入りません。もう少しなのですが、脚が引っかかって入らないかった
このタイプなら良いのですけどね
もう一つは「組み立て前のテント内でコットを組み立てる」
↑でふと気づいたのは、逆に言えば、奥の端の脚を付けなければ引っかからず入る ので、端の脚だけテントの中で付ければ良いのです。↓入りました
クリアランスは十分にあります
実際にはインナーテントは立ててから作業すると脚も付けやすい、らしいのですが、この方法でもできました。これは脚を外すのも簡単なので、凄く極楽そうです
備考
どうせ買うなら、キャンプ用品の最高峰の一つと言われるヘリノックス。ライトコット、値段は3万〜とかでフリマでも2万数千円〜とか軽くするが、一生モノなら買えない事もない
【重量】1.2kg(1.26kg収納袋込み)と超軽量が売りなのだが
収納長が53cmもあり、なにより「組み立ては慣れても兎に角大変、力わざ」なんだそうで、どの方のレビューを見てもそうなので無理そう。マッチョなアメリカ人向けなのかしらね(笑)
こちらは脚の取り付けに力がいる割に「シートは沈み込む」らしいのは、軽量化のために生地が薄いのと4本脚だからかね
そういう訳で、収納サイズと組み立て難で断念しました