9月初めの月曜日。いかがお過ごしですか?
中村倫也さんが主演を務め、土屋太鳳さんと共演するドラマ『Shrinkー精神科医ヨワイー』(NHK総合/毎週土曜22時)の第1話「パニック症」が31日に放送されました。
このドラマは心の病についてわかりやすく描かれています。
電車に乗れない。人ごみが怖い。そういう気持ちって経験しないと分からないよね。
精神が不安定になるのは様々な要因があって起きるんだなあ。
精神科はできれば繋がりたくないかもしれない。でも、こんなことでも病気になる、発症するんだと理解できると同時に。
正しく知ることで余計な不安はなくなります。
そして、お子さまを見守る親御さまこそ、ご自身を労わってほしいです。
心の病は、「心が弱いから」起こるわけではなく、誰でも起こり得ること。
頑張りすぎてしまう方は要注意。
心の疲れは蓄積します。自分で気づかないうちに、足りてない自分を奮い立たせて、もっと頑張ろうとするから、限界を超えて身体が動かなくなってしまう。
お子さまを見守る親御さまこそ、一人で抱えないでほしい。
アメリカでは、ちょっとした心の不調でも気軽にカウンセリングを受ける文化があるそうです。
以前、アメリカ在住のお母さまから、アメリカと日本はカウンセリングに関してまったく違うと話を聞いたときは驚きました。
たとえば夫婦喧嘩をしてストレスがたまると、それくらいのことでもすぐにカウンセラーに相談に行くそうです。
友人に話すような感じで、専門家に話すのが日常。しかも、夫婦それぞれがカウンセリングを受けるとか。
専門家が聞いてくれれば問題を大きくする前に悩みが早く解決する。
ドラマの中でも、アメリカと日本の違いの話が出ていました。
辛いときこそ信頼できる人に早めに話を聞いてもらうことで、状態をはやく改善できます。
苦しい時の自分の状態を自己判断するほど、当たらないものはない。
決して病院に行くことをお勧めしているわけではないです。
お子さまを見守るには親御さまの心の余裕が大切です。
なぜなら?お子さまの相談相手は親だからです。
親ががんばりすぎないから心に余裕をもてる。ゆったりと否定しないでお子さまの話を聞ける。
するとお子さまも楽になれます。
ホッとする時間を頑張ってつくってね。これは自分のためにがんばるんだよ。
今なら「NHKプラス」で放映中です。約50分のドラマ、3回シリーズ。
ぜひ、みてください、そして意識して、自分のからだと心を休ませてね。
今で人生は決まらない。大丈夫。
いつもあなたを応援しています。