続きです。
これで7回目。
これで最後かな。
わたしが隅ヤンを観たのが2/2で最後だったから、
それから1ヶ月以上この舞台のことを考えて日々過ごしてきたんだと思うとすごいこと。
さて。
書くか迷って下書きに置いといたこともここに放出してしまおう。
ネガな部分なので躊躇ったので、うっすら書いておきます。
まず。
末吉は生まれた当時の自分に会って、最初から人生やり直す、というんだけど、生まれたばかりの自分と会ったときを想像してる末吉のジェスチャ(生まれた!と言ってやるあれ)が好きじゃない。
ちょっと下品です。しかも何度か出てくる。
ストーリーに不可欠なら仕方ないけど他にどうにかならんかったのかな。
もう一つ。
末吉と感動の抱擁をした母ちゃんではないサトミさんが、次の瞬間には末吉を突き飛ばす。
末吉は1人感動に浸っているからそれを気にしhないし、周りがネタバラシのタイミングを失ったことにヤキモキしていることにも気づかない。
で、この突き飛ばし、サトミさんと末吉の抱擁の場面以外にもあるのです。
序盤での五郎がポチに対してするところ、中盤で五郎がはじめさんにするところ、
末吉がポチにするところ、など。
どうして突き飛ばすんだろうなぁ。
必要なの?
さらにもう一つ。
セリフなのかアドリブなのか、ちょっとお下品なワードを使う場面がいくつかある。
「ばー◯ばー◯」とか「うん◯」とか。
確かに、学校の休み時間みたいな舞台、と言っているので、それもありなんだと思うけど、
聞くのちょっとつらいセリフだよ。
ってね。
疑問に思ったまま舞台が終わってもなんとなく腑に落ちないので備忘録的に残しますが、決して舞台の感動を削ぐようなものではないです。
さて。
隅ヤンの前作のときは利害関係をめぐって競争があった。
結果的にヤングロードの住民が勝利してめでたしめでたしだった。
今回は敵対するわけじゃなく、良い映画を作りたいというのは監督も演者もクルーもヤングロードの人たちも一致した気持ちなのだけど、そのやり方が気持ちの行き違いを生んだのだね。
最終的に、またもや大御所俳優松ヶ崎じょうじさん(表記不明)と薫子さんが登場して素晴らしい映画が撮れてめでたしめでたしになった。
人を騙したり、陥れたりする人が登場しないのは良いなぁとしみじみ思った。
みんな本当は良い人、ちょっとだけ気持ちにすれ違いがあっただけ。
だから観終わったあとに清々しい気持ちになるのだよね。
ところで。
先週のあくたれ野澤祐樹のんちゃんのスペースでも話に上がっていたけど、
続編ありきだというのがとても引っかかる。
伏線回収していないので。
スペースで例に出していたのが、
ポチがなぜ話ができるのか、
どこから来たのか
ミーちゃんはどうなったのか
次回作ではその辺に焦点をあててくれるんじゃないか、まだ何にも決まってないけど。
顕作さんの頭の中にはあるはずだから、って話をしていた。
他にも、この2作品は末吉を中心にした話だから、
例えば五郎さんとはじめさんが若かった頃の話とかもあったらいいなって。
わたしもずっと気になっているのが、
めでたしめでたしになって、末吉の誕生日を特大三色団子でお祝いする場面でストップモーションになったところ。
はじめさんが、ポチと佑樹丸くんが土手で掘り出したタイムマシンの作り方の箱にあった物を持っていて、
それについて独り言を言っている。
あれはきっと次回作への伏線よね。
きっとはじめさんを中心にしたストーリーが展開するのだよね?
Xを観ても誰もそれについて言及していないから不安だけどきっとそうでしょう?
という期待にわくわくしつつ、感想は終わりにします。
最後までお読みくださってありがとうございました。