別に4回目の命日にあわせて、、
というつもりではないのだけど、
先日、
『カルテ開示』というものを行いました。
病院に保管されている
だーさんの診療記録のコピーをもらいました。
厚生労働省の指針でも、
『患者が自身の診療に関する記録を見ることを求めた場合には、医療従事者は原則として開示しなければならない』と定められており、
患者には
自分の診療記録について知る権利があります。
患者だけではなく、
場合によっては家族や遺族も開示を求めることができます。
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/06/s0623-15m.html
ただ、、
『カルテ開示』は
医療ミスや医療過誤の裁判の証拠集めとして行われることがあったり、
「主治医に対して失礼だ」とか「病院に喧嘩を売ってるようなもの」という意見も見かけたりして、、
悩みました。
入院中などに
私には知らされていないやり取りがあったのか、
私がいられなかった時間には何が行われていたのか、
最期の時には何が起こったのか、
知りたいだけなんだけど。。
病院がカルテを保管しておかなくてはいけない期間は、診療が完了してから5年間。
記録が消えてしまう前に
手元においておきたいだけなんだけど。。
思い切って
お久しぶりの病院の文書課へ。
レイアウトは変わっちゃったけど
基本的には変わらず。
いまだに色々手書き…汗。
窓口の人も見覚えのある方。
「カルテ開示をお願いしたいのですが…」と伝えただけで、、
『え、、ちょ、ちょっとお待ちください。。』って雰囲気になっちゃって
「いやいや、、いやいやいや、、、ただ、、ただただ、自分の記録としてです。変なことには使いませんから、、、ホントに。」
と妙に縮こまる小心者です。
ちょっと待ったら
担当の方が裏から出てきた。
しかも、カウンター越しのやり取りではなく、「まーまー、 落ち着いてください。」みたいに一緒に長イスに座る。。
そして、「いやいや、、」のクダリをまたやる、、汗。
カルテ開示の仕組みを説明してくれて
具体的に何を開示してほしいのか(薬の記録なのか、画像なのか、看護記録なのか)を決めて
費用の説明をされて
終了。
以前『カルテ開示』に関して高額な費用を請求していた病院があり問題になったので、今では『合理的な範囲内で』費用を請求できるとされています。
我が家の場合、
必要そうなところだけを請求して
合計351ページの記録。
開示手数料3000円+1枚あたり20円で、
合計11022円(税込)。
2週間くらいで分厚い封筒が届きました。
一応、この待ち時間↑に主治医に連絡もしました。。
「カルテ開示するけど、あくまで自分の記録としてです(からお気になさらず…)」と伝えておきました。
サラッとしか読めていないけど
案外、私のことが書いてあったことに驚きました。
だーさんの記録なのにね。
だーさんが言葉を発することは少なかったからなのか、私と医師や看護師さんとのやり取りが多く残ってます。
「今日は奥さんの表情が明るい」
と書かれてる時はいいけど、、
「奥さんが神経質になっている様子」とか
「奥さんの顔がこわばった」とかって、、
私どんな顔してたんだろ
わりと
常に
冷静沈着でいたつもりなんだけどな。。
ボチボチと読み進めていきます。