フィリピンは麻薬が蔓延していて国が存亡の危機にあったという。
そこで、当時のドゥテルテ大統領は「麻薬に関わった奴は俺が認めるから、片っ端からブチ殺せ」と発言して、そのとおりに警察組織は行動して6千人もの人が射殺された。
大量の死者が出たので、麻薬戦争と呼ばれる。
ドゥテルテ氏には国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ていて、逮捕され身柄を移送されたとのことだ。
ドゥテルテ大統領の施策には、大して麻薬に関わっていなかったり、無実の若者が殺されたりして非難もされていた一方、治安が良くなったと評価されている。
日本国内でもそうだが、犯罪者の人権が語られる一方、真面目に生活している人の人権はないがしろにされていると思う。
麻薬中毒に苦しんでいる人、麻薬組織に狙われた人はドゥテルテ大統領のおかげで助かったのではないか。
このくらいの荒治療をしなければ、国を麻薬から守れなかったのではないか?
ドゥテルテ大統領は東洋のトランプと呼ばれ、思ったことを躊躇なく発言する。
それは良くないことに繋がる場合もあるが、無差別に罪もない人を殺したわけでもなく、ドゥテルテ大統領のしたこと、俺は悪いとは思わないな。