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今日の記事は
昨日の記事「１ヶ月ぶりの父との再会②」の続きです↓
看護師さんに車イスを押してもらいながら
父がやってきました。
※マスク省略してます。
父は、私が知っている父とは
まるで別人のようになっていました。
哀愁が漂うというか、
感情が全く見えないというか。
こちらの言葉に反応して
ゆっくりと頷いていたので
家族だと分かっているのかもしれませんが、
ただ単に話を合わせているだけのようにも見えて
私にはよく分かりませんでした。
看護師さんは「やっぱり嬉しそうですね」と
言って下さっていましたが、
私には嬉しそうには見えませんでした。
父が介護タクシーに乗るときに
もう一度家族が分かるかどうか確認してみましたが
反応は変わらず、やっぱり分かっているんだか
分かっていないんだか、よく分かりませんでした。
この日の朝見た夢と
あまり変わらないなぁ・・・と思いました。
母は父と一緒に介護タクシーで
転院先の病院へ。
私は車で病院へ向かいました。
病院へ到着すると
ロビーに母と父がいました。
病室へ案内されるまで
少し時間がありました。
※マスク省略してます。
話すことはできないと言われていたのですが、
微かに父が喋ったのです。
ものすごく小さい声というか、
音のない声というか、でも確実に聞こえました。
父は体の右側が動かないので
顔も右側は常に真顔だったのですが、
左側は目の大きさに変化があって
父が言葉に反応して
笑っているようにも見えました。
笑っているというか、微笑んでいる
という感じでしょうか。
他にも、母が
「元気だったら左手をあげてくださーい」と言ったら
左手をあげたり、「左手は動くの？」と言ったら
手をグーパーさせたりしていて、
ちゃんとこちらが言っていることを分かって
動くこともできたので驚きました。
握手もしましたが、とても力強い握手でした。
リハビリでどのくらい回復するのかは未知数ですが
父はすごく頑張りそうな気がしました。
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