気が付けば爺ちゃんのボヤキ日記も3ケ月空白。何だかんだとバタバタしていたのかボーッとしていたのか・・・。
当地も数日前から梅雨入りし、ここ数日雨続き。今のところシトシト程度だが、2年前のような豪雨、線状降水帯等が心配だ。

最近気になっていることに太陽光がある。
九電は、今年も再エネ抑制で太陽光の停止が、1月~3月:6回(日)、4および5月:5回(日)、(ちなみに昨年度27回(日)で旧ルール上限の30日以内にもうちょっと)、(何れも管理しているM発電所での回数)で
今のところGWの5月4日を最後に9月頃までは停止はかからないかな。
その5月4日の九電管内の需給状況は異常だ。

このグラフは、需給と言っても、需要は全てを表しているだろうが、供給は太陽光のみで、他の発電状況は分からないが、グラフで見る限り 需要 > 太陽光出力 となっている。
当然原子力(川内1号:多分送電端 95万KW)、調整用の火力(?万KW)等は動いているはずだが・・・。
太陽光を抑制していなければ(8時/16時でチョコンと減っている/増えている分) 需要 >> 総供給 になって系統制御できないことになっていたのか?

再エネ、太陽光の抑制、停止・出力制御は九電だけかと思っていたら、最近四国、中国・・・と全国・電力会社に広がるようだ。
こんな状況でも太陽光は順調に?増えている。国の方針だから電力会社で NO とは言えないのだろうが(民間とは言え電力会社の関連・子会社の九電〇〇社でさえあちこちに建設している)。
また、あちこちの現場で環境破壊が進んでいる。
身近では、隣町の小高い丘に MWクラスの太陽光が建設され、2年前の豪雨では下の県道が土砂で数日通行止め。その先のY発電所の点検に行くのに別のルートで迂回したという笑うに笑えない状況だった。
そんな中、東京都が今後の新築住宅(都内全域、あるいは諸島、山間部は?)に対して太陽光発電の設置を義務付けるとか。
単なるアドバルーンか、電力の安定・系統制御も考えたことであるのか?

太陽光は電力を供給することだけを考えると、
ゼロエミッション(排ガス・CO2、排熱、排水、騒音等)かつ運転要員ゼロ であるが、
環境破壊(景観は好き好きだろうが森林乱開発、土砂崩れや勝手な工事に伴う周辺への公害)、20年後の排パネル等々まだまだ考えなければならない問題がありそうだが。
クリーンエネルギー、CO2ゼロという言葉をキャッチフレーズにしている設備、建築物等も雨天時は、夜間は・・・(蓄電池で全部まかなえば理想だが)ということを考えているのか疑問だ。