2011 優駿牝馬結果 | kan-sukeのアメブロ

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観劇した舞台のことなど書いていました。
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そちらをメインブログとしております。
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 東京競馬場で行われた第72回優駿牝馬(オークス)は、

後藤浩輝騎手騎乗の7番人気エリンコート(笹田和秀厩舎)が

最後の直線で鋭く伸び1着となり、オークスが重賞初制覇となった。

勝ちタイム2分25秒7(良)。2着に逃げ粘ったピュアブリーゼ

が入り、ホエールキャプチャは3着。桜花賞に続き

牝馬クラシック2冠を目指したマルセリーナは4着だった。

 レースは、スタートでホエールキャプチャが出遅れ。

ライステラスが出を窺うが、大外からピュアブリーゼがハナへ。

向こう正面ではエリンコートは5番手、マルセリーナは後方から

4番手、その前にホエールキャプチャ。エリンコートは最後の直線で

抜け出し、ライトに気をとられ内にもたれながらもゴール前で

逃げ粘るピュアブリーゼをクビ差捉え、ホエールキャプチャの追撃も

振り切った。伏兵での勝利に鞍上の後藤騎手は

「今でも信じられない気持ち」と驚いた様子。後藤騎手は

これがクラシック初制覇となったが、感想を聞かれると

「感無量ですね」と笑顔がこぼれた。

 エリンコートは父デュランダル・母エリンバード・母の父

Bluebirdという血統。通算成績は7戦4勝で重賞は初勝利。

後藤騎手はオークス初制覇。笹田師はGI初制覇。


 レース直前から大雨。競馬場にライトが照らされ、

エリンコートは最後の直線でライトに驚きずっと外を向いて

走り続け、後藤騎手は矯正に必死だったがそれでも勝った。

父はデュランダルだが母エリンバードの系統が

スタミナを補っていると考えていいのだろう。

2着ピュアブリーゼは外連味のない逃げ。決してフロックではない。

3着ホエールキャプチャはもっとスタートの上手い騎手が

乗っていれば普通に勝てていたレース。オーナー、調教師に

再考を願いたい。マルセリーナは4コーナーで大外を回り、

そのロスもあったが最後は上位3頭と脚色が一緒に。

この距離だと持ち味が生きないというところか。