2011 フェブラリーステークス結果 | kan-sukeのアメブロ

kan-sukeのアメブロ

観劇した舞台のことなど書いていました。
2015年9月より、新たにブログを作成し
そちらをメインブログとしております。
http://ksr-jg.jugem.jp/

 東京競馬場で行われた中央競馬今年最初のGIレース、

第28回フェブラリーSは藤田伸二騎手騎乗の1番人気トランセンド

(牡5、安田隆行厩舎)が逃げ切り勝ち。昨年のJCダートに続き

GI2連勝となった。勝ちタイム1分36秒4(良)。

 レースはトランセンドがハナに立ち、船橋の雄・フリオーソは

芝スタートでダッシュがつかず後方から。道中はトランセンドに

外からマチカネニホンバレが絡む展開で、最後の直線も

トランセンドとマチカネニホンバレが抜け出す形になるが、

トランセンドが突き放すとマチカネは失速。外からバーディバーディが

いったん2番手に上がったが、ゴール前で外から一気に追い込んだ

3番人気フリオーソがこれをかわし2着に入った。バーディバーディは

3着で、池江泰郎厩舎最後のGI挑戦で勝利できなかった。

2番人気に支持されたセイクリムズンは14着に終わった。

 トランセンドは父ワイルドラッシュ・母シネマスコープ・母の父

トニービンという血統で、通算15戦8勝。重賞は2009年

レパードS、2010年みやこS、JCダートに続いて4勝目。

鞍上の藤田騎手、管理する安田隆調教師はともにフェブラリーS

初制覇。この後は3月26日に行われるゴドルフィンマイル

(ドバイ・メイダン競馬場、GII、AW1600メートル)に向かう。


 トランセンドはハナを切れて自分の競馬ができたのが大きい。

考えてみれば母父がトニービン、東京は合っていたのだろう。

フリオーソは芝スタートで後手を踏んだが、道中無駄に脚を使わず

最後の直線に賭けたのが功を奏した。バーディバーデイ・・・

関東にもっといいジョッキーが残っていただけにもったいない。

4着ダノンカモンは好調期が長いが、1400からマイルは堅実。

5着マチカネニホンバレは馬体が絞れて見せ場は作った。