北斗の輝き | kan-sukeのアメブロ

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観劇した舞台のことなど書いていました。
2015年9月より、新たにブログを作成し
そちらをメインブログとしております。
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美浦所属の宮崎北斗騎手。

昨年末、愛知杯で16番人気セラフィックロンプとのコンビで

初重賞制覇を飾ったデビュー3年目の騎手だ。

 164センチと騎手としては決して小さくないが、小学校の時の身長は

クラスで前から2、3番目。しかもスポーツは大嫌いだったという。

「野球、サッカーが嫌いで体育が憂鬱だった。

 何をやらせてもセンスがなくて、みんなにバカにされた方だった」

幼少のころからスポーツ万能だったという騎手が多い中で

異色の存在だが、まわりを見返したいという気持ちが

環境を少しずつ変えていったのだろう。

 騎手という職業を親から聞き、小さい体が役に立つと知り

迷わず飛び込んだという。

「中3の夏、騎手を育てた実績のあるおじさんが長崎にいると聞いて、

ひとりで行った」。その男性とは面識がなかったが、

空港から車で2時間離れた山奥で1カ月すごしたという。

当時0・4しかなかった視力も、視力回復センターに通って

競馬学校入学に必要な0.8まで回復させたという。

 昨年の愛知杯も、それまで1000万下のレースまでしか

騎乗経験がなかったが、ハンデ51キロということもあり声がかかった。

そして初めて乗った重賞で快挙を達成。

後輩・三浦皇成騎手の存在は大きな刺激になるはずだ。

デビュー1年目は目立った存在ではなかったが、

2年目、3年目に大きく勝ち鞍を伸ばしトップジョッキーになった

先輩も珍しくない。今年を飛躍の年にしたいところだろう。