京都競馬場で行われた第33回エリザベス女王杯は、
ルメール騎手騎乗の4番人気リトルアマポーラが1着。
桜花賞で2番人気、オークスで1番人気だった実力馬だが
スタートで出負けし道中後方から外を回って追い込むも
届かず、というレースが続いていた。
しかし今日はテン乗りのルメール騎手が五分のスタートを切り
好位をキープ、1番人気カワカミプリンセスを先導する形で
4コーナーから最後の直線で先にスパート。
一旦先頭のビエンナーレをかわすと、カワカミ・ベッラレイアの
追撃を振り切り悲願のG I制覇を成し遂げた。
ルメール騎手はハーツクライでディープインパクトを負かした
2005年有馬記念以来、長浜調教師は高松宮記念以来の
G I勝利となった。
2着にはカワカミプリンセス、3着には2番人気ベッラレイア。
3番人気ポルトフィーノはスタート直後に躓き武豊騎手が落馬、
ようやく出走できたG Iだが散々な結果に。