来年の1月2・3日に行われる、第85回東京箱根間往復
大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が立川市の20キロコースで
行われ、13校が本大会出場権を獲得した。85回大会は
記念大会のため、通常より3校多い23チームが出場できる。
まず各校上位10人の合計タイムで上位10校が出場権を獲得。
城西大がトップで2位が東農大、3位には上武大が入り、初の本戦
出場を決めた。残る3枠は、5月の関東インカレの成績などによる
ポイントを換算し、合計タイムから差し引いた結果で決定。
ギリギリの13位で青学大が出場権を獲得、古豪の法大は
ポイント換算後のタイムでわずか6秒及ばず14位に終わり、
本戦出場は果たせなかった。
今年の本大会で途中棄権した東海大は7位、大東大は10位で
通過し、順大はポイント換算で12位になりかろうじて出場権を確保。
今回出場を決めた13校と、駒大などシード9校、そして出場を逃した
大学から選ばれる関東学連選抜で来年の箱根を彩る。
法政が出られないのは意外だが、東海大や順大も予想以上に苦戦。
各校のレベルが上昇し、上位校も安閑としていられない状況だけに
ますます白熱した戦いになりそうだ。