東洋医学では、体に溜め込んでしまう余分な湿気(水分)のことを湿邪といい、湿邪によって、さまざまな不調があらわれるとされています。湿気は重く、下に溜まりやすいので、特に下半身のむくみや水太り、だるさのほか、関節痛や頭痛、胃腸の不調など、余分な湿気が原因で血や気の流れを滞らせてしまうことで、不調が起こると言われています。
体に湿気が溜まってしまって、体調がすぐれないのだとしたら、どうすればいいのか。「乾かす、温めることで、体に溜まった余分な湿気を取り除いて、排出することが大切」と言います。
■体にたまった余分な湿気を取り除く方法
1)体を冷やさず温める
2)クーラーや冷たい飲み物、生物などを控える
3)除湿をする
4)利尿効果のあるものを食べる