ヨットのシーズンが夏だというのは、ヨットをやらない人の誤解だと以前このブログでも書いた。
特に大阪の夏は半端な暑さじゃない。
この季節にヨットでどこかに出かけて、船内で寝るのは苦痛だ。

エアコンを装備している船もあるけれど、僕の船はエアコンを付ける場所もないし、バッテリーももたない。
そこで考えたのがこの装備だ。
日本橋のジャンク屋で買ってきた12ボルトの機器組込用のファンをコンパニオンウェイの差し板に並べて取り付けた。
家庭用の換気扇も考えたのだがインバーターロスもあるし、差し板に取り付けたときの厚みも大きいしで、この方法にした。
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今日はそれを動かすための船内配線工事を、がぶがぶ水分を補給しながらやった。
(プシュはしておりません)

できあがったのがこれ。
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外気を船内に取り込むようにしたのだが、スイッチを入れたら結構な風量が入ってくる。
消費電力は7つのファンを回して約9ワット。
家庭用の扇風機が40ワットぐらいだから約4分の1だ。
電流で計算しても僕の船のバッテリーで80時間は大丈夫だから、夜寝ている間ぐらいは問題ない。

ヨットで寝ているときの熱中症対策ができた。