向日神社(むこうじんじゃ)は、奈良時代の養老二年(718年)に、御歳神(向日神)がこの地の向日山に鎮座したことに始まるとされている。また、当社は、延喜式神名帳に山城国乙訓郡の向神社(むこうじんじゃ)として記載された式内社であり、後に火雷神社(ほのいかづちじんじゃ)を併祭し、今日に至っている。当初、両社は向日山に鎮座していたため、向神社は上ノ社、火雷神社は下ノ社と呼ばれていた。

向神社は、大歳神の御子である御歳神(みとしのかみ)が向日山に鎮座し、御歳神を向日神と称して、稲作を奨励したことに始まる。また、火雷神社は、神武天皇が大和国橿原から山城国へ遷り住んだ時、向日山麓に社を建て、火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)を祀ったことに始まるとされている。

その後、建治元年(1275年)に、向神社に火雷大神、玉依姫命、神武天皇を併祭し四柱になり、向日神社と称した。現在の本殿は、応永二年(1418年)に建造されたものです。

 

   御祭神 : 向日神(むかひのかみ)

           火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)

           玉依姫命(たまよりひめのみこと)

           神武天皇(じんむてんのう)

 

   所在地 : 京都府向日市向町北山65

   電  話 : 075-921-0217

 

鳥居

長い石畳の参道の奥に向日神社が鎮座している。

 

舞楽殿

 

拝殿

 

 

本殿

 

祖霊社

 

五社神社

御祭神は、大己貴神、武雷神、別雷神、磐裂神、事代主神です。

 

春日社

御祭神は、武甕槌神、齋主神、天津児屋根尊、姫大神です。

 

御霊神社

御祭神は、伊邪那岐尊、伊邪那美尊です。

 

 

神変大菩薩、勝山身代不動明王、白雲龍王、白玉弁財天女をお祀りしている。

 

 

 

天満宮社

御祭神は、菅原神、大歳神、屋船神です。

 

勝山稲荷社

御祭神は、倉稲魂尊、宇迦之御魂神です。

 

 

本稲荷神社

勝山稲荷社の後方に鎮座している。