23才ブータン一人旅 -2ページ目

23才ブータン一人旅

10日間、西ブータンを中心に

機内で映画を見てたらほとんど寝ないで帰国しました。

遅れて7:30ごろ日本に着陸。手続きを終え、荷物を待つ。

こない


こない


こない

何もなくなった

・・・え?

係りの人に聞く。もう終わりだよ、という。冷や汗・・・パロでは乗り継ぎの意を伝えて、タグがバンコク経由成田行きになってるのも確認したし、口頭でも確認したのに・・・


確認してもらうと、なんと名古屋にいってしまったよう笑
調べてくれた女性スタッフは「なんで?」という顔をしていましたが、すぐにわかりました。

あの、タクツァン僧院であった、愛知から来た日本人寺巡りグループ。あの人たちと空港でも一緒だったのです。

それを話すと、ああ、それだと。そこに紛れ込んだのだろうと少し笑って言われました。かわいい 笑

名古屋も成田も略記がNから始まるから、同じ日本人ということで1人旅の僕の荷物が団体の彼らの荷物に間違えて混ぜられたのでしょう。税関を通っていないため名古屋から東京の実家には遅れず、一度荷物だけまた海外に出てから、成田につくそうです。インチョンへ行ってくるそう。

女性スタッフに笑って見送られながらパックパック1つだけで帰りました。
後日、ちゃんと荷物も届きました 笑。

日本にくると、山のない空がむしろ狭く感じ、不思議な感じでした。

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過ぎてしまえばあっというまでしたが、思い返すとすごく濃く、しかし時間に追われない素晴らしい旅でした。働き始めてからではなかなか行けない、というか生涯でいかない人々のほうが圧倒的に多いであろうブータンに行けて本当に良かったです。後半は「まだいたい」と思えるほどでした。


この国にはプブいわく特に見るものもありません。
僕にとってはヒマラヤの景色も街並みも興味深かったのですが、そうではなく「お金のにおいが全くしない」という感覚でしょうか。「見せるためのものが存在しない」といったところでしょう。

しかし、来なければ確実にわからない部分が多くあります。肌でしか感じられないものがあります。どうして幸せの国とか微笑みの国とかいわれるのか、それは行かなければわからないでしょう。

ブータンの人々に「幸せですか?」の質問はナンセンスです。いうなれば「あなたにとって何が幸せですか?」と聞くべきでしょう。

そして、実際に行っても全員が楽しめるわけではないと思います。勉強熱心であり、文化人類学のような考え方ができたり、他の国の人々の生活に興味があるような人でないと楽しめないと思います。
とにかく遺産を回る・写真を撮るの楽しい!友達と旅をするのが楽しい!というのが目的だとお金の無駄かもしれません。


ほんとにざっくりとで、一部しか伝えられていないと思いますが、これで旅行記を終わりにさせていただきます。若いうちに行っても、年を取ってからいっても面白い国だと思います。僕も、もし時間がとれたらまた行ってみたいと思いました。

Nuも余ってることですし 笑