福岡市内で開催された皮膚科女医の会にはじめて参加させていただきました
テーマは、乾癬。
乾癬という皮膚疾患は有名人の方が公表したことでも一時期話題となりました。
やはりあのとき、一気に「わたしのこの長引くかゆみは乾癬なのでしょうか？」とご質問なさる患者様が増えました。
実際にはその方たちのほとんどは乾癬ではなかったのですが、
そこまで珍しい病気でもなく、こうして皮膚科の外来をしているとたまに出会います。
中には、皮膚の症状だけではなく、関節の痛みを伴う場合もあります。
とくにその場合にははやめに発見して、大きな病院にご紹介しないといけない場面もあります。
「かゆみがあって皮膚科に通っていたけど関節が痛いことを先生にはなしてなかった。」
「関節が痛くて整形外科に通っていたけど、皮膚の症状は先生に話していなかった。」
というケースもあるとのことです。
そのふたつの症状は実は関連がある可能性があります。
医師側から積極的に問診をしないと、大切なことを見落としてしまったり、治療介入が遅れてしまうことがあるというのは忘れてはならないところです。
あたらしい薬もどんどんと出ている分野です。
その薬の中には、わたしたちのような一般のクリニックでは使えない薬も多く含まれます。でも、入り口となるのは地域の皮膚科クリニックです。
この状態なら紹介すべき、という判断を適切な時期に下すために、大きな病院で行われている最新の治療のお話もこうして積極的に聞くべきだなと痛感しました。
医学部にいた頃にはなかった薬がどんどん出ています。医学は日進月歩、医者は一生勉強、とは本当ですね。
ご講演された鶴田紀子先生は
実は佐賀大学医学部時代の先輩です
なんとボート部の先輩で、一緒に合宿に参加したり飲み会にも参加していたほどよく知る先輩
当時からお美しく、女子の憧れの先輩。
にっこり笑うとさらにキュートで、
女のわたしでも引き込まれてしまいます。
ご講演を拝聴したのは初めてでしたが、
ものっすごくわかりやすくて感動しました。
福岡大学と佐賀大学で乾癬の専門外来をご担当されつつ全国各地で講演もされている先生です。
今回の勉強会に鶴田先生からお声掛けていただき、
行って参りました。
初めて会う福岡の皮膚科女医の先生方もおられて緊張したのですが、懇親会にも参加させていただきました。
北九州で市民向けの講座も予定されています。
どなたでも、申し込み無しで参加可能です！
現在乾癬を治療中の方
家族や友人に乾癬の方がおられる方
乾癬ってどんな病気？とご興味のある方
医療関係者の方
直接に鶴田先生のお話がきける貴重な機会です！
ぜひご参加ください
Dr.Moeでした(^^)