さっちゃんです♪
身の回りにある、ひとつひとつのものは
忘れてしまった幸せのストーリーを
預かってくれているのもかもしれません。
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私は数年前から
『新しいマグカップがほしいなぁ… 』
と思ってたんです。
いつも使っているマグカップは
縁がほんの少し欠けてしまっていてね。
で…昨日、益子の陶器市で
やっとお気に入りを見つけたんですよ!
もう、一目惚れ♡
(ちょっと…いや、かなり大きめだけど笑)
ところが、今日…
さっそく新しいマグカップを使おう♪
と思ったとたん、ちょっと寂しくなったのです。
心のどこかをキュッと摘まれたような
小さな痛みが
波紋のように、大きく広がったのです。
その理由はね
これまで使ってきたマグカップには
物語があるからなんです。
今日、久しぶりに思い出しました。
もう40年ほど前のこと。
まだ私が子どもだった頃。
結婚式の引き出物か何かでいただいた
ペアのマグカップがありました。
母からそれを見せてもらった途端
幼い私の心はズキューン♡と撃ち抜かれ
「さっちゃんがお嫁に行くまで、とっておいて!」
と言ったのを、今でも覚えています。
時は流れ…
母からその存在をすっかり忘れられ(笑)
故に棚の奥にしっかり保管されたペアマグは
22歳になった私と共に嫁いできたのでした。
そんなマグカップだったものですからね。
春だというのに、秋の風のような
物悲しい感じがしてしまったんです。
あれから何十年も
毎日のように、当たり前に使っていたのに
そんなエピソードがあったなんて
すっかり忘れていた私の代わりに
このマグカップが
記憶しておいてくれたのかも知れません。
そう思ったら、なんだか急に
大切なものな気がしてきて…
手放すのは、泣けてしまいそうです。
( ´^`° )グスン
あなたも、いつもあなたのそばにある
当たり前のものが
あなたの元にやってきた時のことを
思い出してみてくださいな。
そこには、いつかのあなたの
幸せのストーリが、あなたの代わりに
記憶されているかもしれませんよ♪
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今日も、読んでくれてありがとう(*´꒳`*)