さっちゃんです♪




身の回りにある、ひとつひとつのものは


忘れてしまった幸せのストーリーを

預かってくれているのもかもしれません。



*****



私は数年前から

『新しいマグカップがほしいなぁ… 』

と思ってたんです。


いつも使っているマグカップは

縁がほんの少し欠けてしまっていてね。



で…昨日、益子の陶器市で

やっとお気に入りを見つけたんですよ!


もう、一目惚れ♡

(ちょっと…いや、かなり大きめだけど笑)




ところが、今日…



さっそく新しいマグカップを使おう♪

と思ったとたん、ちょっと寂しくなったのです。



心のどこかをキュッと摘まれたような

小さな痛みが


波紋のように、大きく広がったのです。




その理由はね


これまで使ってきたマグカップには

物語があるからなんです。


今日、久しぶりに思い出しました。



もう40年ほど前のこと。

まだ私が子どもだった頃。


結婚式の引き出物か何かでいただいた

ペアのマグカップがありました。



母からそれを見せてもらった途端

幼い私の心はズキューン♡と撃ち抜かれ


「さっちゃんがお嫁に行くまで、とっておいて!」

と言ったのを、今でも覚えています。




時は流れ…


母からその存在をすっかり忘れられ(笑)

故に棚の奥にしっかり保管されたペアマグは

22歳になった私と共に嫁いできたのでした。



そんなマグカップだったものですからね。


春だというのに、秋の風のような

物悲しい感じがしてしまったんです。




あれから何十年も

毎日のように、当たり前に使っていたのに


そんなエピソードがあったなんて

すっかり忘れていた私の代わりに


このマグカップが

記憶しておいてくれたのかも知れません。


そう思ったら、なんだか急に

大切なものな気がしてきて…



手放すのは、泣けてしまいそうです。

( ´^`° )グスン




あなたも、いつもあなたのそばにある

当たり前のものが


あなたの元にやってきた時のことを

思い出してみてくださいな。



そこには、いつかのあなたの

幸せのストーリが、あなたの代わりに

記憶されているかもしれませんよ♪





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今日も、読んでくれてありがとう(*´꒳`*)