ブログストーリーは、うちの猫らが登場している関係で、内容の違う部分が多々存在しています。その点はご了承くださいね。
最後に、このお話は、画像を使わせてもらっている都合上、ネタバレ要素を含みます。まだ未クリアの方はクリアしてから、こちらを読むことを推奨致します。
以上、よろしくお願い致します。

ぐだ子:あ・・・その声は・・・
また懐かしい声。

え?何を言ってるの?何故貴女が・・・
「いつ誰を喚ぶという考え」がない?
わからないよ・・・なんで?
その懐かしいサーヴァントは自動召喚されたらしい。
ぐだ子:ちょっと待って?なら、あの声は・・・
?:あぁ、それはね?彼の厚意だろうよ
ぐだ子:彼?
?:そう。あの魔法ってやつ?初めて見たよ。いやぁ、びっくりしたなぁ。君の記憶からそれを構築、再生したんだよ。もう、存在しない人をね…それは一種の復活だ。あんな神秘の魔法は見たことがない
ぐだ子:そっか、やっぱり、もういないんですね…
それはわかってた。だって、そう言ってたから。その人の名前は知らない。けど・・・私を支えてくれてるサーヴァントの名前は知ってる・・・
確かめたい…いや、顔が見たい・・・ちゃんと向き合って話がしたい。あの時みたいに

?:前にも会っている可能性はあるが、それは別の私だ。キミの事なんてなぁーんにも知らない。だが、キミができるヤツだって事は解る。天才だからね。人間の見分けなんて簡単だ。

?:羨ましい?妬ましい?そんなのさ、人間ならあって当然だろう?それが感情だ。キミは感情を否定するのかい?違うよね?なら、前に進みたい、という意思があればいい。人間はそうして罪を重ねてきた。

?:彼も驚いていたよ。だからこその、ご褒美だと思うよ?
ぐだ子:それがその魔法?
?:そう。キミを前に進ませる魔法だ
声:あり得ない。あり得ない・・・

声:認めたというのか。あの■■■■■も認めたというのか。ありえない。ありえない。私たちは認めない。我々は認めない。認めていいはずがない
懐かしいサーヴァントが、ムーン・キャンサーの否定を一蹴した。誰にも反論できない、天才だからこそできる肯定・・・すごく頼もしい。
?:ほら、月が見えるだろ?あれがゴールだ。でもそのボロボロの足で行けるかな〜?
ぐだ子:・・・はい。必ず行きます・・・でも、でも…一度、一度だけ・・・振り返っていいですか?
?:仕方がないなぁ。少しだけ。一度だけ、だぜ?
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ぐだ子:・・・うん。だと…だと思ったよ?
?:おかしなやつだなぁ〜私を見て泣くことないだろう?さぁ、行きたまえ。キミには資格がある。キミの罪を、功績を、その勇気を・・・
私は応援しよう!きっと…その彼も応援してくれてるはずだよ?
ぐだ子:はい!
私は歩き始める。あの月に向かって。
私の自信を奪ったあの人、そしてもう二度と会えないと思っていた懐かしいサーヴァント。
2人とも南極の時にいなくなった…1人は帰って来てくれた…でも・・・
彼はまるで何かを取り戻すように、どんどん私が知らない人になり…ついには異世界の神として私の前に現れた。だから・・・あの人は…もういない…存在しない・・・いつ、あの彼はいなくなったんだろ…
南極を脱出した私たちのところに戻って来た彼は第五異聞帯で再びいなくなった…何故かまではわからないけど…
かつて地球人類を滅ぼし猫の世界を創り出した異世界神。それをずっと隠し続けたのは何故なんだろう…
まぁ、どーせ、めんどくさいからと言うんだろうけどね・・・
もうあの彼には会えない…でもそれでいい。
影のカルデアのマスター・・・
報告書に彼の名前はない。全て私の名前。だから影のカルデアのマスターと呼ばれた。彼がマスターとして活躍した特異点は意外に少ない。でも、その全て私がいたらという前提で動き、その歴史通りに終わらせる天才。あの桜花ですらできなかった離れ業…
初任務はとあるハロウィン。ただ、その数ヶ月後に彼はいなくなった。彼がいなくなった数日後…あのサーヴァントもいなくなった。
忘れもしないあの日・・・
南極で頼りにしてたサーヴァントと、南極から一緒にいて私の自信を打ち砕き続けた人・・・
その2人が私を前に進ませる。
自分たちの価値を消すな、後継は認められない、許されないと言ってくる。そして、あんなものに霊長は譲れないと、私に認められるのかと問うてくる。
ぐだ子:悪いけど、そんなの、もうこっちは経験済みなんだ。認めるとか認めないとか、そんなものじゃないんだよね。人類よりも優れた霊長が異世界にいたんだからさ。きみたちは知らないだろ?そんな霊長が目の前に現れたわけじゃないんだから。認めざるを得ないんだよ。私だって何でこんなにも違う!って思ったよ。猫のくせに、とかさぁ…だから、キミたちが間違ってるとは言わない。だって私がそうだった。比べられてる気がした。だから、その感情は絶対に否定しない。

ムーン・キャンサーの中から脱出した時…一際輝くものを見つけた。
ぐだ子:・・・あ、キミが・・・おはよう、こんにちは、アーキタイプ。
挨拶は済んだ!・・・んー、さて、どうしましょ…このまま気を失ってたら、楽に逝ける・・・なぁに言ってんだ?私は・・・あ、こんな時は、白馬の王子様が助けに…来るかぁ!
とかよく解らない自問自答をしながら・・・
私は落下して行った・・・
あとがき
この回はね、本当に苦労しました。だって、うちの子出せないでしょ?
というか、不要だと思いません?
ムーン・キャンサーとの対話はあくまでも、ぐだ子とですから。だからそのままを回避するには、要約するか、過去を出していくことしかできないんです。だってこれは原典じゃないから。
だから、ここが一番苦労しました。
じゃあ、あの人出せばいいと思うかもですが、それをすると綺麗な話に泥水を混ぜることになっちゃうわけです。
だから、あの人は懐かしいサーヴァントが出てくるまでの繋ぎなんです。そのサーヴァントとぐだ子のお話に、うちの子たちは異物でしかないってことですね。だから回想のみで登場させませんでした。
さて、そのサーヴァント、名前出てきませんでしたよね?これ、忘れてたわけじゃなく仕様です。ゲームでは名前は出てきませんが立ち絵は出てきます。
ゲームやってたら、あー・・・ってなりますね。そっか、それでこのサーヴァントなんだと。それほど縁深いサーヴァントになります。
だから、このサーヴァントが誰なのかだけは、ネタバレしちゃいけないと思ってます。
そのため、「・・・」が縦に6つ並んでます。大変申し訳無いですが、ゲームでご確認くださいね。
どうしてもできない方のために、出演に伏せ字で名前を書いてます。このブログにも出演してもらっています。ただ、今のサーヴァントではないですよ?姿は全然違いますね。
昔の姿は・・・たぶん画像使ってないんじゃないかなぁ。私の未所持サーヴァントというか、ちなみにガチャ産はその名前のサーヴァント、2人☆5でいるんだけど、1人も持ってないです(笑)
だってさ、ブログストーリーにしづらいでしょ?
そういうことですよ?この物語にそういうサーヴァントは必要ないんですから。
今回は、私がそのサーヴァントを所持していないからキレイに終われました。こういうのがあるからね…メインストーリーに登場するサーヴァントは取りたくないんですよ。
ホームズはね…持ってるけど登場させません。やっぱりね、そういうのは大切にしたいので。
次回11月9日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪

