長嶺さんの伝説はたくさんありますが、その伝説を知るのに、ころから社から出ている、YASKOと長嶺ヤス子、がありますが、もう一冊、いつもゼロからの旅立ち、という本があります。凄いできごとが、そのまま書いてあります。踊りを一生懸命やりながらも勉強熱心で東大を受け、本気で日本初のノーベル物理学賞を狙っていたこと、青学を中退しスペインに渡り、3年間、完璧にフラメンコをマスターするのに、足の骨折、栄養失調、などを乗り越えたこと、日本人として差別を受けたこと、初舞台のとき、スペインの日本大使館も動いたこと、ニューヨークで騙されてお金がなくて帰ってこれなかったこと、裸足で魂で踊りさすがのジプシーも納得したこと、真言密教の坊さん60人もニューヨークに連れていくとき、宗のトップに直談判したこと、それが決まったのは公演前、わずか、1カ月前だったこと、元旦那のホセミゲルがニューヨーク公演のあと、楽屋にきて、抱きしめて、僕はヤス子ちゃんに負けたよ と、いったこと、原宿で、猫ちゃんを車でひいたとき、そのまま、立ち去ろうとした心の醜さ、布を取りに行っている間に、後ろから来た車にまた、ひかれた事など、最初から最後までパワーと心の葛藤、逃げない心を感じる話がずっと続きます。自分の悩みごとが小さく思え、勇気の出る一冊かと思います。