ドイツ在住歴約２０年
海外フリーライフ・アドバイザー
ブットラー惠子です。
Ruegen
今の会社に就職する前に、
転職活動を
していた時の話です。
当時失業者だったので、
労働局に登録していました。
失業者登録すると、
興味がある職種として
登録した仕事が
定期的に紹介されます。
その中に、
私の職歴が活かせそうな
営業アシスタント職の
募集がありました。
募集は人材紹介会社経由。
という訳で
早速人材斡旋会社に
履歴書を送りました。
すると割とすぐに
電話がかかってきて、
いきなり簡単な面接が
始まりました。
ドイツ語と英語での
電話面接はパス。
数日後の人材斡旋会社での
面接に呼ばれました。
面接官は若い女性２名。
私としては、
応募した仕事の話を
聞けると思ったのですが、
その話は即終了。
すぐに派遣社員登録の
勧誘が始まりました。
たぶん
応募した人材募集は、
実際には存在しなかった
のではないかと、思います。
面接官の女性たちからは
色々言われましたが、
なんとか切り抜け、
派遣登録することなく、
会社を後にしました。
（これはこれで、貴重な体験＾＾；）
という訳で（？）、
ドイツにも派遣社員
というのは存在します。
派遣は口語だとLeiharbeit、
正式には
Arbeitnehmerueberlassung
といいます。
私も以前の会社で
何人かプロジェクトの
補佐人員として
採用したことがあります。
実際には
きちんとしていて、
良心的な人材斡旋会社は
多いものです。
私が以前採用した
当時４０代の男性は、
２０年以上、
とある会社の派遣社員として
勤めていました。
面接で話を聞くと、
彼はその会社の
派遣社員として働くことに、
プロ意識を持っていました。
派遣会社側も
彼を社員の一部のように
思っているようで、
信頼関係を感じました
（彼自身の人柄も
スキルももちろん
良かったので、即採用）♡
日本で派遣社員といえば
即戦力として
期待されますよね。
ドイツでも同じように
職歴豊富で
即戦力として
期待される方もいれば、
専門学校や大学を出て
あまり職歴がないから、
とりはえず派遣社員になった、
という方もいます。
ドイツ人も多けれど、
意外と外国人も多い。
だから今もうドイツで
就労許可がある人に、
実はおススメです。
もちろん派遣先は
本人のスキルと職歴
次第です。
でもメリットは多い。
まず、派遣会社側は
派遣することで収入が
あるので、
必死に仕事を
紹介してくれます。
それから
幅広い分野の
仕事を紹介してくれる。
一方採用側も、
派遣社員を採用する場合は
早く人手不足を
解消したいことが多い。
正社員とは違うので、
ちょっと職歴やスキルが
合わなくても
真面目に働いてくれそうとか、
学習能力があると思えば、
採用しようと思います。
おまけに
派遣から正社員として
採用されることもよくあります。
おまけに
日本で派遣社員というと
正社員との
壁があったりするようですが、
ドイツの職場での
対人関係って
サバサバしていることが多い。
だから意外と
すっと馴染めることが
多いと思います。
という訳で、
ドイツで職歴がない人、
就職活動が上手く
いっていない人にも、
人材斡旋会社に
派遣社員として登録するのは
おススメです。
海外就職・転職を
本気で目指すのなら、
*・゜゜・*:.。..。.:*・
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