世界のどこにいても
自立していたいあなたの
キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
キャリア・コーチ
ジョブ・クラフティ・アドバイザー
ブットラー惠子です。
Wuppertal
日本人とヨーロッパ人では
仕事に対する
考え方が異なります。
日本人ってやっぱり
世界中どこにいても
働き者が多い。
私も日系企業で
働いていた時は、
残業したり、
自分の担当以外の
仕事にも進んで
取り組んだりしていました。
一方現地人は
早く帰るのが命。
正しくやるより
とりあえず、
終わらせることが大事、とか
責任感が低い、
と思える人もよくいます。
私がチームリーダーを
していた時は、
チームメンバーたちに
ミスを減らしてもらいたい、
もっと責任感を持って
シゴトに取り組んでほしい、
そんな風に思っていました。
なので私は、
仕事のミスは
背景や考え方など
丁寧に指導していました。
それなのに、
ドイツ人は
とりあえずミスを修正すれば
いいと思っている。
だから
根本から理解していない。
そして状況に応じて
自分で考えることができない。
結果的に、毎回機械的に
処理しようとして
問題やトラブルが起きる、
の繰り返しでした。
なので私もつい
厳しく注意したことが
あります。
でもそうすると
反発を招くだけで、
あまり
効果はありませんでした。
結局気が付いたのは、
自分のやり方、
自分のできることを
相手に求めてはダメ、
ということです。
スキルや能力に
違いがあるから、
私がチームリーダーで
彼女たちはチームメンバー
なのです。
だからチームメンバーの
足りないところを
見極めたうえで、
仕事をフォローしたり
指示を与えるのが
リーダーの仕事でもあるのです。
自分で考えて仕事が
出来ないのなら、
可能な限り作業をパターン化して
Aの場合はBをする、
という風な仕組みを
作る必要があります。
同僚に対しても
同じことが言えます。
自分の基準で
同僚を判断するのは、
ナンセンスです。
人はそれぞれ、
能力や強み、
仕事への取り組む意識が
異なるのだから。
もちろん会社としては
皆が日本人のように
責任感を持って
仕事をしてくれたら、
うれしいでしょう。
だけど、仕事より
プライベートが大事だったり、
とりあえずお給料を
もらえばいい、
と思って
仕事をしている人が
海外には多くいます。
そういう人を
プロ意識が低いと
思うかもしれません。
でもそんな人に
給与を払っているのは、
あなたではなく会社です。
あなたが会社に代わって
腹を立てる必要が
あるのでしょうか。
それに
日本人は働きすぎで、
それが本当にいいのか、
と考える必要があります。
働きすぎで、
うつや燃え尽き症候群に
なる人が多いですよね。
いずれにしても、
大切なのは、
自分が頑張っているのだから、
あの人も頑張るべき、
は通用しません。
それに会社のために
頑張っているとか思うと、
苦しくなってくるはずです。
あなたが頑張っているのは、
自分のため、
と考えてみる。
つまり
自分がいい仕事をしたいから、
自分が納得したいから、
頑張っている、
と思うこと。
お客様のために頑張るのも、
そうしたら結局
自分も嬉しい気持ちになって、
自分に返ってきます。
逆に嫌々仕事をしていたら、
それは自分で
不快な気分を作り出している
ことになります。
だから嫌々仕事をしている
同僚は
勝手に損をしていることに
なります。
あなたはあなた。
他人は、他人です。
自分と同僚に
境界線を引くことを
意識しましょう♡
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