こんにちは、
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キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
キャリア・コーチ
ジョブ・クラフティ・アドバイザー
ブットラー惠子です。
同僚の知り合いの話ですが、
その方は
アメリカ大手飲料会社の
ドイツ支店にお勤めです。
勤続20年ほど。
ご本人の年齢は44歳。
ところが、数年前から
この支店の閉鎖の話があり、
先日本決定したそうです。
それで解雇されたそうですが、
解雇期間が、なんと2年。
え!?ですよね(;'∀')
つまり、
2年後の
2022年の〇月X日付に、
あなたは
会社を辞めてくださいね、
ということです。
アメリカの会社といえば、
hire & fire。
会社都合で
人の採用、解雇も
簡単にできる
柔軟な雇用体系が有名です。
でもアメリカ企業でも
ドイツにあれば、
当然ドイツの労働基準が
適用されます。
幸い西ヨーロッパでは
雇用者は
とても守られています。
法律で定められている
ドイツの解雇期間は
以下の通りです。
0から6か月(試用期間):2週間
7か月から2年未満:4週間後の月末か翌月の15日
2年目以上:1か月後の月末
5年目以上:2か月後の月末
8年目以上:3か月後の月末
10年目以上:4か月後の月末
…
20年目以上:7か月後の月末
ちなみにこれは、
働き手が25歳以上の場合に
限ります。
だから
同僚の知り合いの方の
解雇期間は、
法律と比べても、
かなりの優遇(?)。
それでも
転職活動のタイミングも
微妙だし、
モチベーション維持が
大変そうです。
ちなみに解雇されても、
①もう会社に来なくて
いいですよ、
というパターンと
②解雇日までは
(有給消化以外)
普通に会社に来てね、
というパターンがあります。
①はFreistellung(フライ・シュテルング)
といいます。
これも解雇期間が
1か月から3か月未満の場合、
というルールがあります。
ちなみに、今日書いた
解雇期間というのは、
従業員が自分から
辞職する場合には
当てはまりません
(また後日書きます)。
コロナで来年以降
ドイツでも
倒産も増えるかもしれません。
勤務先の倒産、リストラは
ドイツで働いている、
これから働きたいのなら、
最低限
解雇のルールが
あることだけでも
知っておきましょう♡
ちなみに私が
昔勤めていた会社が倒産し、
解雇になった時の話は、
また後日。
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