熊本地震を 耐え抜いた住居 | Kr Customのブログ

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熊本地震 4/14 21:26 発生以降、

震度1以上の揺れは 802回(4/22 15時まで)を記録。

 

実際に 被災した経験を基に 住居 について考察します。

4/14のM6.5が発生した時までは

周りもまだ平静を装っていました。

 

そして

4/16のM7.3が発生すると

一変しました。

 

~ 自宅まえ道路に 亀裂 ~

 

近所両隣、右斜め、左前の方は

クルマでの 寝泊りを 開始。

4/21 雨までの5日間は、

そのまま 車中泊をしていた様でした。

 

家屋の下敷きのリスクヘッジでの行動か

もしくは、

本当に家がヤバイと思い とった行動だと 推察します。

 

私は、

自宅は大丈夫だ!と確信していました。

それは、

地震に備えた住宅を 建てた からです。

 

柱状改良杭に 耐震等級2(1.25倍)での設計。

さらに 第3者機関による チェックを行い、

実質は 基準法の1.5倍以上の耐震性を有すると判定されました。

詳しい説明は、私がチェックを依頼した ⇒ ココで

 

もちろん 工事内容も

ハウスメーカー、自己 共に現場で チェックを行い

7ヶ月の工期を掛け 完成しました。

素晴らしい 熊本のハウスメーカーは ⇒ ココ

 

住居で 大事なポイントは、

1、命を守れる住まいであるか

  ⇒ 地形、耐震性(設計)

2、住み心地はいいか

  ⇒ 断熱、気密

です。

 

これにプラスして、

「設計どおりに建てられたか」 と いうことです。

設計図が良くても 大工さんが ヘタクソだったら、

設計どおりの 性能を 有しません。

 

同じプラモデルを作っても

上手、下手が ある(分かれる) と いうことです。

 

価格に見合った家であるか を確認する為に

コンクリートの破壊試験、

気密試験も 期間を置いて、3度行いました。

 

~ 昨日、確認した床下 ~

~ 水漏れ、ひび割れ などの損傷はなかった ~

 

ライフラインは 災害時を考えて オール電化に しました。

今回の地震と てらしても

電気:常時(復旧も早い)

都市ガス:4/24でも ほとんど復旧していない。

      ⇒ 余震が続くので 火を 直接使用するのは

          火災の点でも 不安。       

 

なので、

周りが車中泊している中

自宅で スカパー観賞できる生活でした。

 

給湯器は エコキュートなので お風呂2回分の確保が出来ます。

水道が 一時止まりましたが、

タンク内が無くなる前に 復旧したので、毎日 お風呂に 入れました。

 

これは、どんな場所に住むか という事に関係していると思います。

土地を

1、川、海が近くにないこと

2、崖や山が近くにないこと

3、傾斜地でないこと

4、道幅が5m以上あること

 で 選定しました。

 

5、活断層上にないこと としたいですが、

新たに判明することもあるので、

あくまでも

現時点で大丈夫か ということで 判断するしかありません。

 

上記の選定基準を満たす場所であれば、

災害のリスクが低いし、

仮に災害が発生した場合でも 「復旧が早い」と思ったからです。

 

災害発生後 断水により

お風呂は入れないし、トイレも流せない人が数多くいました。

 

温泉施設が 無料開放されましたが、

人が 殺到し、

4時間 待ったあげくに 入れない人もいたそうです。

 

被災した中で、私が日常に近い生活ができたのは

地震に備えた家を建てることが出来たからだと

思っています。

 

現状、

少なからず被害を受けた(壁紙、床のキズなど)所の

地震保険調査待ちで 片付け 出来ていません。

どこまで 保障してくれるのかは 分かりませんが、

そういう部分でも 備えは大事です。

 

さらに言えば、

家財保険も検討の余地があると思いました。

 

いまさら

そこまで出来ないという人は、

キャンピングカーという方法もあります。

実際、

自宅が安心できないので 車中泊をしたけど

普通のクルマで過ごすのと違い

広々使えたので 良かった と言っていました。

エコノミークラス症候群の不安もありません。

 

自分と 大切な家族が 住む住宅、

この機会に 考えてみては如何でしょうか?