お初に御目文字いたします。
ギターと作曲と全体構成などバンド活動全般をやらされている棚橋と申します。(本業はベースですが)
もちろん偽名です。(社会的な立場があるので)
由来はプロレスラーの棚橋 弘至さんで、名字だけ拝借したのですが、まだその真価が発揮できていないです。
自分でもなんで棚橋にしたの?というのは2年に1回ペースで脳裏を掠めますが、毎回必死に抑え込んでいます。
さて、初回何を記事にしようかを迷っていましたが、
なんとなく今まで僕が作った曲を自分で解説してみるという ”楽曲回想” をやってみようかとおもいます。
(イキッていうならばセルフライナーノーツですね。)
もしかしたらシリーズ化するかもしれませんが、お時間ある方のみ以下点線をくぐって拝読ください。
-------------- 楽曲回想 #1 --------------
楽曲:『君の残滓は僕に降る』
収録アルバム:『欲望は少女の貌をしている。』
<来歴>
唯一PVになっている楽曲で、いわば名刺代わりの曲ですね。
ディレイを多用した、まさにポストロックという曲調で、この時期はポエトリーを入れていたようです。
(あと凛として時雨好き爆発!という印象を受けます)
この曲は大学最初の頃に原型が生まれていましたが、当初インストでした。
これは当時の僕がtoe、rega、ときめきジャンボジャンボ、my girlfriend's record、3ndなどあげるとキリがないですが特にインストを傾聴しており、『歌が入っていても成立する曲を敢えてインストにすることでキャッチーで、聴きやすいインストを生み出してテッペン狙いたい』という気持ちを持っていたからだと記憶しています。
(あとマイナー過ぎな情報ですが、初期意識のないクランケはインストバンドでした。)
その最中で2015年くらいに岡田が加入して歌をつけなければならん!ということで試行錯誤を重ね(メロとラスサビを捻り出して、ちょっとメロが思いつかないところはポエトリーを入れるなど)、2016くらいに大体今の形になったのです。
なお、歌詞は当時Gt.を担当していた現Kiryeの@vmfgくんに作ってもらいました。彼は詩的センスがすごいありました。
<楽曲構成>
構成は以下で、曲によってはEメロとかまである意識のないクランケにしては売れ線寄りの構成になっています。
適当に増改築を繰り返してできたにしてはスッキリとした構成だなと今でも思います。
あとサビは1小節ごと、真サビは2小節ごとにコードを変えるという倍加構造をとっていて、
これは真サビが序盤のサビの2倍凄いということを表現したかったものです。これが一番の狙いかも。
ってか真サビってなんだ。
【残滓の構成】
イントロ→Aメロ1→ブリッジ→Aメロ2→Bメロ→サビ→ブリッジ→Cメロ→落ちサビ→真サビ→アウトロ
<余談>
この楽曲はPV がありますが、監督は僕とドラムの同じ中高の同級生で、スタジオ代と気持ちだけで撮影してくれたのです。
今でも大変感謝しています。本当にありがとうね下地くん。
なお、彼はいま映像監督をしていますが、中高の時は学校で1番面白いと目されていた男です。
とにかく顔とすね毛が濃いです。彼とはアジカンのコピバンをやっていました。
team.one.sceneという名義で映像作品を出してたりするのでチェックしてあげてください。
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さて、今回は初回なのでこんな感じで幕引きです。
もし気が向けば続きを書きますので引き続きよろしくおねがいします。
最後に改めて説明しますが、このバンドの作曲は全て自分が担当しています。
(ギター、ベース、ドラム、メロ、構成、たまに作詞も)
なお、楽曲提供してほしい、ギター・ベースを弾いてほしいなど全然Welcomeですので、
ご依頼ありましたらツイッターでお気軽にご相談いただければ幸いです。
【個人ツイッター:棚橋】 ※先日作成しました。
https://twitter.com/tanahashi_km
というわけでまた来世で。
この曲でお別れです。
【幕引きの曲】
了。