若い時に良く行ったあの居酒屋は、いまどうなっているの? | マスク通販のおすすめ情報

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1980年代~90年代にかけて、居酒屋業態がすごく活気に満ち溢れていた時期があったことを覚えていらっしゃる方もいると思います。
 
20~30年ほど前の駅前付近などには、活気があって、おもしろい居酒屋さんがとてもたくさんあったものです。
 
 
 

当時の居酒屋メニューも『和・洋・中』の様々な料理が国籍を問わずに何でも揃っていて、ドリンクメニューの種類も沢山あったので、週3くらいで通ってもなかなか飽きませんでした。
 
そんな居酒屋さんが毎年毎年、どんどん減っています。
 
 
 
 
そういえば当時、居酒屋さんのテレビコマーシャルも頻繁に見ることもありました。
 
客層の主な年代も、ちょうど若くて元気のある世代が多かった(昭和のベビーブームあたりの人々)ので、飲み会なども頻繁にありました。
 
 
まさに、『とにかく、居酒屋に行こう!』『酒が飲めないのなら男じゃないっ!!』みたいな雰囲気です。
 
 
 
まだまだ日本も活気や元気があったときなので、現代の社会情勢と比べてみても、当時の時代背景が良くわかります。
 
 
 
しかし、2008年のリーマン・ショックや2011年の東日本大震災を経て、サラリーマンが外で飲む機会が極端に減ったことや、
食事と一緒に軽く飲む『チョイ飲み』『宅飲み』ブームが続いていること、そして若者層のアルコール離れなど、さまざまな要因が重なったこともあり、居酒屋ブームがピークアウトしていったとも考えられています。
 
 
 
 
 日本フードサービス協会のデータを引用してみると、「2017年・外食産業市場動向調査」では、居酒屋業態は店舗数・客数・客単価ともに前年を下回り、売上高は9年連続の前年割れとなっています。
 
しかし、驚くことに居酒屋ブームの先駆けを担ってきた老舗の居酒屋チェーンは、全盛期ほどの勢いはないものの、現在でもちゃんと生き残っています。
それら老舗の居酒屋チェーンの名を具体的に挙げると

「つぼ八」「村さ来」「養老乃瀧」という名前の居酒屋です。

一度は利用したことがある人も多いのではないでしょうか?
しかし、今のような生き馬の目を抜く時代で単一ブランドの居酒屋を切り盛りして継続することは本当に至難の業になっています。
 
地面にはいつくばって、必死に頑張っても、30年が限界だという人もいます。

では、この居酒屋の大御所の御三家はどうやって生き抜いているのかというと、料理やサービスのという、総合的な質を上げながら、コツコツと地道にブランド磨きをかけているからです。

もちろん、その間には新しい業態も横展開や縦展開しながら作り上げています。
 
 
 
 
現在の大御所居酒屋御三家の店舗数
養老乃瀧 360店舗以上(ピーク時は1500店舗以上!)
村さ来  100店舗以上
つぼ八  190店舗以上
となっています。
 
このデータを見た時の素直な感想は、『まだ、こんなにあったんだ!』という気持ちでいっぱいになると同時に、
その当時、頻繁に通っていた人にとっては、どこかでちょっぴりと嬉しくなるような気持になるんじゃないかなと思いました。
 
 
 

新御三家
・モンテローザ  (白木屋・笑笑)
・コロワイド   (甘太郎・北海道)
・ワタミ     (和民・ミライザカ)
となっています。
 
ちなみに、一番古いとされる居酒屋『養老乃瀧』が一号店を出したのが、なんと、1956年です。
半世紀以上も親しまれている居酒屋チェーンって、本当にすごいと思います。
 
 
そんな懐かしい居酒屋、『養老乃瀧』の客層は、昔からのお客さんであるシニア層や、その世代のお子さん世代が圧倒的に多いと言われています。
でも、さすが老舗だと思わせるのは、そういった顧客がいるからと決してあぐらをかくわけではなく、
今でも飽きられないような取り組みを常にしているところです。
モチベーションが半端ないです。
 
 

現代では、鳥貴族やわらやき屋などで有名なダイヤモンドダイニングなど、焦点を絞った専門居酒屋で伸びている企業も多いです。
居酒屋の業態は、今でも2~3割は過剰な状態です。そこに拍車をかけるように、人手不足や少子高齢化がどんどん進んでいっていきます。

このような嵐の中を制しながら突き破って、次の時代まで何十年も輝き続けれる居酒屋チェーンは、いったいどこなのか、大変興味があります。