今回は、
建築業界の問題について、、、。

僕は、今
限られた狭い場所で
地域密着型の仕事をしています。

そんななか、
昨年くらいから
同じ様な事を
お客様から聞く様になった。

それは、
「この前、屋根修理の営業がきたよー」
という類いのこと。
(壁修理の業者が来た方もいました。)

詳しく聞くと、
「近くで屋根工事していたら、
お宅の屋根がめくれていたので
気になって来ました。」
と、
親切な感じの営業マンが来たそうです。



お客様は、
僕が「こういう営業が来たら
  こう(↓)言って下さい。」
といつも言っているので、

「うちには、専属の建築士がいて、
 建物を管理してもらっているので
 今度その話しをしてみます。」

と言って
その営業マンを帰したそうです。

お客様はその後、
どこで屋根工事しているのか
探したようですが、
見つからなかったそうです。

気になったお客様から
連絡を頂いたので
屋根の状況を見に行ったのですが

やはり、
特に問題はなかったんです。


中には、
僕と出会う前に、
言われるがまま
工事をした方も数名います。

工事が悪いというわけでは
ありません。

大規模工事をする必要性がないのに
高額で工事をする事が
無駄な出費ではないかと考えるのです。

材料には寿命があるので、
メンテナンスは必要です。

ただ、
部分処理で済むものを
大規模工事をするという事は、

メンテナンスの回数が増えて
生涯出費を増やすだけです。

でも、
実際、それっぽい人に
「傷んでますよ」と言われると
ほとんどの方は、
心配になるようです。

そういう時の抑止力にもなるので
年間通しての登録制で
お家の維持管理をやっています。

まさに
転ばぬ先の杖ですね。

KPR建築ピンチランナー