頭の中には5枚のメモ用紙が入っている。
これ、ワーキングメモリーの話。




ワーキングメモリーって何?って話なんだけれど、ざっくりと言えば人間が同時に覚えていられる物事の数。同時に処理出来る事の数と言ってもいいかな。





普段の生活の中で、お料理をしながら洗濯機を回してなおかつ電話にも出るなんて事が出来るのも、このワーキングメモリーがお仕事をしてくれているから。





頭の中のメモ用紙にそれぞれ、料理、洗濯、電話とメモをする事で忘れずに作業をすすめることができるんだ。





でもそのメモ用紙にも限りがあるから、宅配便が来て、さらに子供が泣いてなんていうとメモ用紙を使い切ってしまう。





そうなると何をどうすればいいのかわからなくなってしまって混乱しちゃうんだ。
いわゆるテンパってしまうのはメモ用紙を使い切っちゃったから。





さっきまでやろうと思っていた事を思い出せなくなってしまうのもメモ用紙の使い方が原因。
まだ使っているメモ用紙の上にやる事を上書きしちゃうと、前に書いてあったことが思い出せなくなっちゃうんだ。





こんなこともある。何が不安なことがあるとその事で1枚メモ用紙を使っちゃう。2つも3つも不安があったらその分メモ用紙を使っちゃうから、その分、仕事が手につかなかったり、もう何もする気がなくなってしまったりする。




イライラしたり、ネガティブな事を考えていても同じように1枚使っちゃう。面白いのは、考えないようにしようとしても、そのためにメモ用紙を1枚使っちゃうんだ。
 
 

じゃあどうすればいいのかといったら、嫌なことよりも楽しい事を考えればいい。
 


面白い事、楽しい事を考えた方が脳は活性化するように出来ているから、まずは楽しい事をやる。やりたい事をやる。




やりたい事を、やりたいように、やりたいだけやる。なんていったらもう最高の脳の使いま方。



そして寝る事で5枚のメモ用紙がリセットされるから、ぐっすり寝るといいね。
しっかりと寝て、楽しい事ばかりを考える。



そうしたら5枚のメモ用紙はあなたの味方をしてくれるはず。