昨日のつづきです。

 

 

関連記事・・第1話『運命の出会い』はこちらから⬇️

 https://ameblo.jp/kp-frangipani/entry-12416674209.html

 

 

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「なんで、子供作らないの?」

 

 

 

私たちは、よくある外国人からのこの類の

質問に飽き飽きしてたのです。

 

 

 

またか・・・ゲロー

 

 

 

 

 

「まだ、経済的に子供作れる

状況じゃないんだよね。

もっとお金貯まったらそのうち・・・」

 

 

 

 

ドン!!!

 

 

その瞬間、

 

 

 

「お金の問題じゃない!!」

 

 

 

ものすごい勢いで

アリにバッサリ斬られました!

 

 

 

 

バリ島では、ヒンズー教とバリ古来の信仰

と合わせて作り上げたバリ・ヒンズー教が

中心です。

 

 

子供の頭を撫でたり、他人の頭部に触れる

のは、たとえ悪意がなくても宗教上タブー

されています。

 

 

これはどんな人の頭の上にも聖霊が宿る

(神様がいる)と考えられているから

です。

 

 

 

 

バリ島の人たちは、八百万の神を信じて

いて、(ちょっと日本の神道みたい)

神様に頼るのではなくて、日々祈り、

感謝し続けています。

 

 

 

 

道端に生えている草や木、風、

落ちているゴミ、通り過ぎるバイク、

そして

ひとりひとりの人間にも。

 

 

 

地球上の

すべてのものに聖霊が宿り、

神様がいると信じています。

 

 

 

 

 

 

2002年10月にバリ島爆弾テロ

事件がありました。

 

 

 

私たちはこの直後に国土交通省から

渡航勧告で自己責任で行くように

言われている中でバリに行ったのです。

 

 

 

 

観光客はいなく、外国人である私たちは

目立ちました。

 

 

ですが、このテロの直後なのに

彼らは笑顔で日々祈り、感謝して

いるのです。

 

 

 

誰も恨んだり、怒りをぶつけたりして

ないのです。

 

 

 

 

いつものように町中にチャナン 

(ヤシの葉で編まれたかごに摘みたての

 色鮮やかな花を盛った朝夕に神様に

 捧げるお供え物)が、供えられていて、

みんな笑っているのです。

 

(チャナン ↑)

 

 

 

 

 

なんで・・・?

 

 

 

 <つづく>