漁港巡り、今回は、神奈川県三浦市の松輪港に松輪サバを食べに行った。

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「松輪港」
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松輪漁港は、神奈川県三浦市の江奈湾につくられた小さな港。
この港は乗合の釣り船が出ていて、釣り人には有名な港。
主な魚種はアジ、メバル、ハゼ、シロギス、メゴチ、メジナ、ウミタナゴ、サバ

松輪漁港には駐車場が完備しているが、釣り人達でかなり混んでいる。観光地化されておらず、魚直売所が一軒と食事処が一軒。食事処の一階ではお土産なども販売している。

「魚の直売所」
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松輪港の敷地内には丸新水産直売所という魚の直売所がある。釣り人のための餌も売っている。
中を覗くとイナダだけが売っていた。

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ここは全く観光化されておらず、港に入る道も狭く、舗装されていないので最初は入って良いのかな?と思うくらいコアな所。
直売所もこちらから声をかけないと、黙々と作業をされている感じ。

「漁港直営食堂
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敷地内に漁協直営の「松輪エナ・ヴィレッジ」という建物があり、その中に地魚料理松輪がある。
建物の一階はお土産屋と待合室、二階が食堂になっている。
営業時間は平日11:00から16:00まで。定休日は火曜日。

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日曜日に行ったのだが、ブランドサバである松輪サバのブームということもあり、オープンの10分前に着いたが既に30組の人が待っていた。

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待ち時間の間、すぐ横の堤防から岩場に出ることができる。小さい小魚やエビなど捕まえたりすることができるので、網などを持っていたら時間つぶしにはもってこいかもしれない。
また、一階には待合室のような形になっていてテレビが置いてあるのでそこで時間潰しをすることもできる。
名前を書いておくと順番に呼ばれるがその場にいないと順番が飛ばされるので要注意だ。

結局、一時間以上待ってやっと案内された。松輪サバは50組くらい出なくなっていたので休日に行くのであれば無くなっている恐れもあるので早めに行く方が良いだろう。

松輪港の松輪サバ
●スズキ目サバ科
●旬は10月から12月
●松輪周辺の海晩秋には千葉の袖ヶ浦沖
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松輪サバは、松輪漁港で水揚げされるマサバ。大分県佐賀関で水揚げされる関さばと並ぶ高級サバとされている。

「黄金のサバ」と呼ばれており、普通のマサバの10倍近い価格。10月から12月が脂がのって旬となる。

「松輪サバの炙り」
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炙りサバに関しては今までも色々なサバを食べたが、これは断トツに美味かった。
炙った皮と焼けた身の部分、半ナマの身の部分の味と食感が違い、パリッとした皮と、皮と身の間の旨味、柔らかい身の部分がマッチして絶妙に美味い。
味もつけてないか塩だけだと思うが、かなりの美味しさだ。

「松輪サバの焼き」
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焼きサバは炙りと違い、身の脂がかなり出てフワッとしてる感覚だ。しっかり火が通っているので何もつけずに食べても美味しい。
大根おろしに醤油を染み込ませて、身の上に乗せて食べると美味い。

「松輪サバのシメサバ」
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サバで怖いのが最近よく聞くアニサキスという寄生虫。刺身などで生きた状態で人間の胃に入ると激痛を伴う。
冷凍すると死ぬのでシメサバなどは一度冷凍してる事も多い。
このシメサバは塩と酢以外に砂糖を使う事もあるようだ。
しかし、これだけ脂がのったサバの場合、やはりしめるのは勿体無いなと思った。

今回は、断トツで炙りサバが美味しかった。

それにしても三連休という事もあったが、この混み方はすごかった…

皆さん、よくわかっていらっしゃる。

松輪サバは今まで食べた魚の中でも間違いなくトップ10に入る旨さだ。