帰依 龍照・オフィシャルブログ

コザ山 球陽寺・前住職

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沖縄も寒くなりました。
今で、18℃くらいみたいです。
年の瀬、クーラーを冷やしているような温度の中、シトシト雨が降っていますね。
思案していました、この雨の日中、ランニング&ウォーキングを行うべきか否か。
明日は、朝から夕方までスケジュールが空かず、今日のうちに運動したいは本音です。
風邪ひいたら、健康を建前に、元も子もなく、うーむショボーン
話は変わり、みなさん、しっかり寝ていますか?
あはは、みなさんって、すみません、このブログを見られている方は、昨日で18名ですので、時系列にすると、ただいまの時間で、約3名くらい?
ですねびっくり
で、眠れていますか?
私は、就寝してから、必ず、一回だけ、目を覚まします、なぜか一回だけ^_^
平均、10時間はたっぷりです。
よく、寝てないよね? と言われますが。
いやいや、寝ています寝ています。
寝るときですが、昔、流行った睡眠学習の真似事をしています。
落語、小さめにして聴きながら、話術の睡眠時間の真似事です。
とはいえ、ただ聴くだけですが。
個人的には、上方落語が大好きですニヤリ


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【サンレー】

 

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コザ山(ざん) 球陽寺(きゅうようじ)
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328人中・0位

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【『旧盆(きゅうぼん)Special③』】

 

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328人中・0位

 

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琉球・沖縄

年中行事

『基礎知識・Q&A』

琉球新報・住宅新聞『かふう』・462号・2014年8月8日掲載

 

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<Q>

 

嫁ぎ先が、今年、ミーボン(新盆)です。

 

実家は、高齢の母が一人暮らしをしています。

 

ミーボン(新盆)のときは、実家でも、お仏壇(ぶつだん)へのお参りが禁止されていると、親しい友人から忠告されました。

 

しかし、私が準備しなければ、実家のお盆(ぼん)はできなくなります。

 

このようなとき、沖縄ではどうすればよいのでしょうか?

 

(東村・Nさん・50代・女性)

 

<A>

 

~ミーボン(新盆)~

 

沖縄では、お葬式(そうしき)や四十九日(しじゅうくにち)を終えて、最初のお盆(ぼん)のことをミーボン(新盆)といいます。

 

本土では、同意として、初盆(はつぼん)といいます。

 

ミーボン(新盆)の家庭は、悲しみの期間である喪中(もちゅう)という考え方から、一般的なお盆(ぼん)の親戚周りを行わず、自宅にて、ミーボン(新盆)の焼香客(しょうこうきゃく)をお迎えすることになっています。

 

※沖縄の儀式(ぎしき)・法要(ほうよう)の準備・依頼については、☎098-933-6431、または、✉kozazankyuyoji@kozazankyuyoji.comコザ山〈ざん〉 球陽寺〈きゅうようじ〉・事務局)まで、お気軽にご連絡ください。

 

追記・・・新聞連載の立場上、『琉球・沖縄 年中行事 基礎知識・Q&A』を執筆しています。

 

コザ山(ざん) 球陽寺(きゅうようじ)は、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)の寺院(じいん)です。

 

宗祖(しゅうそ)・親鸞聖人(しんらんしょうにん)の『信心正因(しんじんしょういん)・称名報恩(しょうみょうほうおん)』の教義(きょうぎ)から、ご信心(しんじん)とお念仏(ねんぶつ)の日暮らしをさせていただきましょう。

 

回答者・帰依 龍照〈きえ りゅうしょう〉

 

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【『旧盆(きゅうぼん)Special②』】

 

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琉球・沖縄

年中行事

『基礎知識・Q&A』

琉球新報・住宅新聞『かふう』・462号・2014年8月8日掲載

 

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<Q>

 

本土のお盆(ぼん)と沖縄のお盆(ぼん)とでは、なぜ日程が違うのですか?

 

同じ日本なのに、とても不思議です。

 

(石垣市・Uさん・70代・男性)

 

<A>

 

~新盆(しんぼん)・旧盆(きゅうぼん)~

 

本土のお盆(ぼん)と沖縄のお盆(ぼん)の日程が異なるのは、新暦か旧暦かの違いによります。

 

ちなみに、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)でも、盂蘭盆会(うらぼんえ)というお盆(ぼん)を大切にします。

 

本土では、新暦7月15日にお盆(ぼん)を行う地域・家庭と、1カ月遅れの新暦8月15日にお盆(ぼん)を行う地域・家庭に分かれます。

 

本土のお盆(ぼん)は、新暦の意味から、新盆(しんぼん)といい、沖縄のお盆(ぼん)は、旧暦の意味から旧盆(きゅうぼん)といいます。

 

沖縄にて、旧暦でお盆(ぼん)を行うのは、盂蘭盆会経(うらぼんえきょう)の故事に倣(なら)い、その日程が、昔のエピソードであるため、旧暦で行うことになっています。

 

本土の一部の地域・家庭では、今でも、旧盆(きゅうぼん)を行いますが、会社や学校の休日に合わせる必要性から、年々、少なくなっているようです。

 

沖縄の旧盆(きゅうぼん)は、年中行事の中でも、厳粛(げんしゅく)かつ盛大な儀式(ぎしき)・法要(ほうよう)の一つです。

 

次世代に継承していくためにも、心より、ご供養(くよう)を申し上げましょう。

 

※沖縄の儀式(ぎしき)・法要(ほうよう)の準備・依頼については、☎098-933-6431、または、✉kozazankyuyoji@kozazankyuyoji.comコザ山〈ざん〉 球陽寺〈きゅうようじ〉・事務局)まで、お気軽にご連絡ください。

 

追記・・・新聞連載の立場上、『琉球・沖縄 年中行事 基礎知識・Q&A』を執筆しています。

 

コザ山(ざん) 球陽寺(きゅうようじ)は、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)の寺院(じいん)です。

 

宗祖(しゅうそ)・親鸞聖人(しんらんしょうにん)の『信心正因(しんじんしょういん)・称名報恩(しょうみょうほうおん)』の教義(きょうぎ)から、ご信心(しんじん)とお念仏(ねんぶつ)の日暮らしをさせていただきましょう。

 

回答者・帰依 龍照〈きえ りゅうしょう〉

 

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【『旧盆(きゅうぼん)Special①』】

 

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琉球・沖縄

年中行事

『基礎知識・Q&A』

琉球新報・住宅新聞『かふう』・462号・2014年8月8日掲載

 

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<Q>

 

お盆(ぼん)の本当の意味を教えてください。

 

私の知人は、

 

「ウサギムン(お供え物)を皿に分けるから、盆(ぼん)という漢字になった」

 

といいます。

 

まさかとは思いますが、そのような意味があるのでしょうか?

 

(浦添市・Kさん・60代・女性)

 

<A>

 

~皿+分=盆(ぼん)~

 

Kさん、知人の方は、おもしろいアイデアの持ち主ですね。

 

『皿+分=盆(ぼん)』とは、子どもたちにも理解しやすそうですね。

 

ご存知のように、沖縄の年中行事には、仏事(ぶつじ)に関連するグソーグトゥ(後生事)と、神事(しんじ)に関連するウグヮングトゥ(御願事)があるといわれています。

 

双方、いずれかの分類となれば、お盆(ぼん)は、前者のグソーグトゥ(後生事)に該当するでしょう。

 

ちなみに、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)では、グソーグトゥ(後生事)とウグヮングトゥ(御願事)に囚(とら)われません。

 

~盂蘭盆会経(うらぼんえきょう)~

 

このお話は、天竺(てんじく)という印度(インド)でのエピソードです。

 

今から、2500年くらい昔、ゴータマ・シッダッタ(釈迦如来〈しゃかにょらい〉)という覚者(かくしゃ)の弟子に、モッガラーナ(目連尊者〈もくれんそんじゃ〉)という優秀な僧侶(そうりょ)がおられました。

 

モッガラーナ(目連尊者〈もくれんそんじゃ〉)は、苦しい修行の後、なんでも見えたり、なんでも聞こえたりする、神通力(じんつうりき)という不思議な力を身につけることができました。

 

ある日、モッガラーナ(目連尊者〈もくれんそんじゃ〉)は、神通力(じんつうりき)を駆使(くし)して、先立った母を探しました。

 

盂蘭盆会経(うらぼんえきょう)によると、モッガラーナ(目連尊者〈もくれんそんじゃ〉)の母は、とても優しく、とても美しい女性だったといいます。

 

死後も、幸せに生活していることを信じてやまなかったモッガラーナ(目連尊者〈もくれんそんじゃ〉)ですが、その母は、生前、わが子を愛するあまり、他の子への思いやりが欠けていたため、餓鬼(がき)の世界に堕ちて苦しんでいました。

 

餓鬼(がき)とは、地獄(じごく)に準ずる苦しみの世界です。

 

悲しみに暮れつつも、モッガラーナ(目連尊者〈もくれんそんじゃ〉)は、師であるゴータマ・シッダッタ(釈迦如来〈しゃかにょらい〉)のもとを訪ねて、母を救うための教えを請います。

 

ゴータマ・シッダッタ(釈迦如来〈しゃかにょらい〉)は、7月15日、難行(なんぎょう)・苦行(くぎょう)を終えて下山(げざん)する、満願成就(まんがんじょうじゅ)した、僧伽(さんが)という多くの僧侶(そうりょ)に、食べ物や飲み物や着る物を差し上げることにより、その功徳(くどく)にて、母は餓鬼(がき)の苦しみより救われるであろうと諭されます。

 

このとき、着る物を差し上げたことが、その後、着る物を=布を、差し上げた=施した、といい伝わり、お布施(ふせ)の語源になったといいます。

 

ゴータマ・シッダッタ(釈迦如来〈しゃかにょらい〉)の教えから、モッガラーナ(目連尊者〈もくれんそんじゃ〉)の親孝行により、母は、僧伽(さんが)という多くの僧侶(そうりょ)の尊い読経(どきょう)により、極楽浄土(ごくらくじょうど)に成仏(じょうぶつ)しましたた。

 

以来、印度(インド)・中国・日本では、この故事に倣(なら)い、7月15日に如来(にょらい)・菩薩(ぼさつ)の仏徳(ぶっとく)に感謝しつつ、親孝行を兼ねて、盂蘭盆会法要(うらぼんえほうよう)というお盆(ぼん)の年中行事をお勤めするようになったといいます。

 

この盂蘭盆会(うらぼんえ)とは、古印度(こいんど)の梵語(ぼんご)というサンスクリット語によると、ウランバーナという宙吊(ちゅうづ)りの意味があるそうです。

 

つまり、モッガラーナ(目連尊者〈もくれんそんじゃ〉)の母が、餓鬼(がき)の世界で受けた苦痛を表現しているとのことです。

 

エピソードによると、母が成仏(じょうぶつ)したとき、モッガラーナ(目連尊者〈もくれんそんじゃ〉)は喜びのあまり、飛び跳ねて、その場所を踊り回ったとか。

 

これが、盆踊(ぼんおど)りの始まりなのだそうです。

 

~エイサー=ニンブチウドゥイ(念仏踊り)~

 

ある意味、沖縄のエイサーも、ニンブチウドゥイという念仏踊(ねんぶつおど)りの系譜ですので、モッガラーナ(目連尊者〈もくれんそんじゃ〉)と関連するのでしょう。

 

個人的に、『皿+分=盆(ぼん)』との考え方は、微笑ましく、沖縄のウサンデー(下げ膳)にも通じると思います。

 

みんなで、仲良くお皿に分けながら、大切なお盆(ぼん)をお念仏(ねんぶつ)とともにお勤めしていただきたいものです。

 

※沖縄の儀式(ぎしき)・法要(ほうよう)の準備・依頼については、☎098-933-6431、または、✉kozazankyuyoji@kozazankyuyoji.comコザ山〈ざん〉 球陽寺〈きゅうようじ〉・事務局)まで、お気軽にご連絡ください。

 

追記・・・新聞連載の立場上、『琉球・沖縄 年中行事 基礎知識・Q&A』を執筆しています。

 

コザ山(ざん) 球陽寺(きゅうようじ)は、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)の寺院(じいん)です。

 

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回答者・帰依 龍照〈きえ りゅうしょう〉

 

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【『生前墓(せいぜんばか)&トートーメー(沖縄式位牌)の引っ越し②』】

 

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琉球・沖縄

年中行事

『基礎知識・Q&A』

琉球新報・住宅新聞『かふう』・461号・2014年8月1日掲載

 

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<Q>

 

新築に伴い、トートーメー(沖縄式位牌)を引っ越しする予定です。

 

父は、住職(じゅうしょく)さんにお願いしなさいといいます。

 

親戚のおばさんは、ユタにお願いしなさいといいます。

 

住職(じゅうしょく)さんとユタは、職業的に違いがあるのですか?

 

友達から、

 

「あの人たちは、とても仲が悪いよ」

 

という噂も聞きましたが、本当ですか?

 

(うるま市・Kさん・40代・女性)

 

<A>

 

~遷座法要(せんざほうよう)・入仏法要(にゅうぶつほうよう)~

 

あはは、随分(ずいぶん)、露骨(ろこつ)な質問ですね(笑)。

 

そう思っている友達は、昔、色々なことがあったのでしょうか?

 

噂(うわさ)に振り回されて、なかなか大変ですね(笑)。

 

多方面に差し支えないよう、コザ山(ざん) 球陽寺(きゅうようじ)の現状では、ユタという職業だからといって、仲が悪いなんてトンでもない情報です(笑)。

 

さて、愚問については以上、ここからが本題です。

 

沖縄では、トートーメー(沖縄式位牌)の引っ越しのことをヌジファヌウグヮン(抜霊之御願)・ウンチケーヌウグヮン(案内之御願)といいます。

 

ちなみに、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)では、お仏壇(ぶつだん)やご本尊(ほんぞん)の引っ越しのことを遷座法要(せんざほうよう)・入仏法要(にゅうぶつほうよう)といいます。

 

遷座法要(せんざほうよう)・入仏法要(にゅうぶつほうよう)は、遷座式法要(せんざしき)・入仏式(にゅうぶつしき)ともいいます。

 

遷座法要(せんざほうよう)・入仏法要(にゅうぶつほうよう)は、とても大切な儀式・法要ですので、有縁(うえん)の先生に依頼するのが賢明かと思います。

 

寺院(じいん)の住職(じゅうしょく)さんに依頼する場合、読経(どきょう)と法話(ほうわ)がありますので、家族や親族のみなさんも、ありがたいお仏壇(ぶつだん)やご本尊(ほんぞん)の引っ越しを実感されることでしょう。

 

沖縄の住職(じゅうしょく)さんは、とても丁寧に対応してくださいますので、親しみを込めて、相談されてみてはいかがでしょうか?

 

※沖縄の儀式(ぎしき)・法要(ほうよう)の準備・依頼については、☎098-933-6431、または、✉kozazankyuyoji@kozazankyuyoji.comコザ山〈ざん〉 球陽寺〈きゅうようじ〉・事務局)まで、お気軽にご連絡ください。

 

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コザ山(ざん) 球陽寺(きゅうようじ)は、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)の寺院(じいん)です。

 

宗祖(しゅうそ)・親鸞聖人(しんらんしょうにん)の『信心正因(しんじんしょういん)・称名報恩(しょうみょうほうおん)』の教義(きょうぎ)から、ご信心(しんじん)とお念仏(ねんぶつ)の日暮らしをさせていただきましょう。

 

回答者・帰依 龍照〈きえ りゅうしょう〉

 

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【『生前墓(せいぜんばか)&トートーメー(沖縄式位牌)の引っ越し①』】

 

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琉球・沖縄

年中行事

『基礎知識・Q&A』

琉球新報・住宅新聞『かふう』・461号・2014年8月1日掲載

 

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<Q>

 

今年、お墓(はか)を造ることになりました。

 

しかし、友人から、

 

「あの世に早くつれて行かれるから、元気なうちに墓(はか)を造ってはいけない」

 

といわれ、一気に落ち込んでいます。

 

縁起でもないアドバイスに、困惑しています。

 

墓業社(はかぎょうしゃ)も選んでいるのに、どうしたものでしょうか?

 

(那覇市・Oさん・60代・男性)

 

<A>

 

~墓(はか)=死・墓(はか)=生~

 

Oさん、そうですよね。

 

せっかくのお墓(はか)の建立ですので、一緒に解決策を考えていきましょう。

 

友人からのアドバイスは、古典的な考え方のうち、『墓(はか)=死』、お墓(はか)は、死んでから畏敬(いけい)するものだという先入観があるのかもしれません。

 

一方、同じく、古典的な考え方のうち、『墓(はか)=生』、お墓(はか)は、生きているうちに畏敬(いけい)するものだという価値観もあります。

 

沖縄の年中行事では、旧暦3月・新暦4月のウシーミー(御清明祭)の時節になりますと、家族や親族が円満であるため、お墓(はか)のウナー(御庭)という広場で食事を召し上がります。

 

これは、生きている私たちが、日々の繁栄に感謝しつつ、お墓(はか)で感謝の意を表現する、『墓(はか)=生』の典型的な象徴であるといわれます。

 

生前、お墓(はか)を建立する場合、専門的には、生前墓(せいぜんばか)といいます。

 

その際、「あの世に早くつれて行かれるから」という安易な意見の是正方法として、墓業社(はかぎょうしゃ)さんが、お墓(はか)に刻印される『○○家の墓(はか)』や『屋号(やごう)』などの墓札(ぼさつ)を、赤字で塗装してくださることでしょう。

 

~南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)・倶会一処(くえいっしょ)~

 

ちなみに、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)では、お墓(はか)の正面に、南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)の六字名号(ろくじみょうごう)か、倶会一処(くえいっしょ)という仏説阿弥陀経(ぶっせつあみだきょう)の御文(ごもん)を刻印します。

 

沖縄固有のしきたりとして、お墓(はか)の中に、スコップやバールなどの工具を入れたままにして、工事中にて、まだ、お墓(はか)は、完成していないという考え方もあります。

 

沖縄の地域や家庭によっては、工具の代用として、アダンや3本の薄(すすき)を結んだサン(三・参・散)を入れたままにするしきたりも存在します。

 

このように、生前墓(せいぜんばか)については、沖縄にあって、とても心強いしきたりがありますので、Oさん、安心してくださいね。

 

生前墓(せいぜんばか)は、子孫に、お墓(はか)の建立の負担をかけないという、精神的・経済的な負担の軽減にもつながります。

 

『思い立った日が吉日』という格言もありますので、お墓(はか)の建立に向けて、精進していただきたいと思います。

 

※沖縄の儀式(ぎしき)・法要(ほうよう)の準備・依頼については、☎098-933-6431、または、✉kozazankyuyoji@kozazankyuyoji.comコザ山〈ざん〉 球陽寺〈きゅうようじ〉・事務局)まで、お気軽にご連絡ください。

 

追記・・・新聞連載の立場上、『琉球・沖縄 年中行事 基礎知識・Q&A』を執筆しています。

 

コザ山(ざん) 球陽寺(きゅうようじ)は、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)の寺院(じいん)です。

 

宗祖(しゅうそ)・親鸞聖人(しんらんしょうにん)の『信心正因(しんじんしょういん)・称名報恩(しょうみょうほうおん)』の教義(きょうぎ)から、ご信心(しんじん)とお念仏(ねんぶつ)の日暮らしをさせていただきましょう。

 

回答者・帰依 龍照〈きえ りゅうしょう〉

 

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【『お墓(はか)』】

 

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328人中・0位

 

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琉球・沖縄

年中行事

『基礎知識・Q&A』

琉球新報・住宅新聞『かふう』・455号・2014年6月20日掲載

 

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<Q>

 

夫は、5人兄妹の二男です。

 

長男は、東京に在住、3人の娘がいて、男の子はいません。

 

私たちは、沖縄に在住、息子1人と娘2人がいます。

 

現在、私たち親子が、沖縄のウヤファーフジ(ご先祖)のお墓(はか)を管理して、年中行事を行っています。

 

親戚の話では、

 

「長男は、東京に住んでいても、いずれは、沖縄のお墓(はか)に入るもの」

 

との意見が大半を占めています。

 

夫も、

 

「二男は、新しいお墓(はか)を買うもの」

 

と考えています。

 

私たち夫婦が、元気なときはよいのですが、もしものとき、子どもたちは、ウヤファーフジ(ご先祖)のお墓(はか)と私たち夫婦のお墓(はか)を管理することになります。

 

将来、大変な負担をかけることになり、今から、心苦しく思っています。

 

沖縄のしきたりでは、このようなとき、どうやって解決していくのでしょうか?

 

(大宜見村・Kさん・70代・女性)

 

<A>

 

~嫡子(ちゃくし)=長男優先主義~

 

お墓(はか)に関して、私の専門分野ですので、一緒に解決していきましょう。

 

お子さんたちに、お墓(はか)のことで迷惑をかけたくないという親心、とても理解できます。

 

親戚の助言やご主人の意見も、沖縄のしきたりの理に適(かな)い、Kさんは、教養的環境に恵まれていると思います。

 

沖縄では、家長制度に類似した、嫡子(ちゃくし)=長男優先主義という考え方があります。

 

これは、男性(ご主人)方のチーシジ(血筋)という血脈を重要視します。

 

~チョーデーカサバイ(兄弟重合)・チャッチウシクミ(嫡子押込)・タチーマジクイ(他系混合)・イナググヮンス(女性元祖)~

 

仮に、長男が独身であったり、戦争や病気で亡くなったり、ユースー(幼少)という満年齢6歳・数え年7歳で亡くなったとしても、その長男を不在として、蔑(ないがし)ろにしてはいけないという考え方があります。

 

その節は、二男以降の兄弟や姉妹が、長男が行うべく儀式(ぎしき)・(ほうよう)を代理人として行う、チャッチウシクミ(嫡子押込)というしきたりがあります。

 

チャッチウシクミ(嫡子押込)は、チョーデーカサバイ(兄弟重合)・タチーマジクイ(他系混合)・イナググヮンス(女性元祖)の沖縄のしきたりに準じます。

 

~墓外(ぼがい)・ターチバカ(二基墓)

 

今回の質問の問題点は、将来、ご両親のお墓(はか)とKさん家のお墓(はか)が、二基、存在する可能性があるということです。

 

この表現ですと、お墓(はか)が、別々の場所に存在するような印象を持たれるのではないでしょうか。

 

このようなお墓(はか)のことを、沖縄では、チネーバカ(家庭墓)といい、分家墓(ぶんけばか)ということもあります。

 

実際、このようなお墓(はか)の形態になりますと、ご供養(くよう)や管理する方々は、2カ所へ赴くことになります。

 

是正方法として、墓外(ぼがい)・ターチバカ(二基墓)という考え方があります。

 

沖縄では、お墓(はか)の広場のことをウナー(御庭)といいます。

 

ウナー(御庭)には、敷地という意味もあります。

 

のウナー(御庭)を含む敷地内に、二基のお墓(はか)を建立することを、墓外(ぼがい)・ターチバカ(二基墓)といいます。

 

ハルジョー(墓門)というお墓(はか)の門は、二基を同じ敷地内と考えるとき、1門にします。

 

同様に、二基を別々の敷地内と考えるとき、2門にします。

 

墓外(ぼがい)・ターチバカ(二基墓)は、同じ敷地内で二基のお墓(は)をご供養(くよう)や管理できる合理的な考え方に則(のっと)ったものであり、沖縄のしきたりにあって、先人のジンブン(知恵)の代表格であるといいます。

 

一般的には、この応用として、親子・兄弟姉妹で敷地を共有しつつ、別々のお墓(はか)を建立する事例となります。

 

~墓内(ぼない)・ターチバカ(二基墓)

 

今回の質問の回答して、ご両親のお墓(はか)が、現在、建立されていますので、墓内(ぼない)・ターチバカ(二基墓)の考え方をお勧めします。

 

これは、お墓(はか)の内部を中心で区切り、左右それぞれに納骨(のうこつ)するという考え方です。

 

グソーヌヒジャイ(後生の左)という正面向かって右側は、上座に該当するため、将来、ご両親とご長男家のご遺骨(いこつ)を納骨(のうこつ)することになります。

 

ソーヌニジディ(後生の右)という正面向かって左側は、下座に該当するため、将来、Kさん家のご遺骨(いこつ)を納骨(のうこつ)することになります。

 

この墓内(ぼない)・ターチバカ(二基墓)では、上座にご両親とご長男家を畏敬(いけい)しつつ、下座にKさん家の空間を確保できるという利点があり、結果として、外見は、一基のお墓(はか)でご供養(くよう)や管理ができることになります。

 

お子さんたちにも、迷惑をかけることなく、沖縄のしきたりも重んじることになるでしょう。

 

お墓(はか)の二世帯住宅、このような表現でも差し支えないかと思います。

 

墓内(ぼない)・ターチバカ(二基墓)は、沖縄のしきたりに詳しい方々なら、みなさんご存知の考え方ですので、ご安心いただければと思います。

 

※沖縄の儀式(ぎしき)・法要(ほうよう)の準備・依頼については、☎098-933-6431、または、✉kozazankyuyoji@kozazankyuyoji.comコザ山〈ざん〉 球陽寺〈きゅうようじ〉・事務局)まで、お気軽にご連絡ください。

 

追記・・・新聞連載の立場上、『琉球・沖縄 年中行事 基礎知識・Q&A』を執筆しています。

 

コザ山(ざん) 球陽寺(きゅうようじ)は、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)の寺院(じいん)です。

 

宗祖(しゅうそ)・親鸞聖人(しんらんしょうにん)の『信心正因(しんじんしょういん)・称名報恩(しょうみょうほうおん)』の教義(きょうぎ)から、ご信心(しんじん)とお念仏(ねんぶつ)の日暮らしをさせていただきましょう。

 

回答者・帰依 龍照〈きえ りゅうしょう〉

 

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【『ヒヌカン(火之神)・ウグヮン(御願)②』】

 

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コザ山(ざん) 球陽寺(きゅうようじ)
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琉球・沖縄

年中行事

『基礎知識・Q&A』

琉球新報・住宅新聞『かふう』・449号・2014年5月9日掲載

 

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<Q>

 

自宅を新築して、もうすぐ1年になります。

 

旧暦のチータチ(一日)・ジューグニチ(十五日)を、お母さんに習いながら、一生懸命、頑張っています。

 

が、たまに忘れてしまいます。

 

忘れたとき、どうすればいいでしょうか?

 

(北谷町・Tさん・40代・女性)

 

<A>

 

~チータチ(旧暦一日)・ジューグニチ(旧暦十五日)~

 

Tさん、この内容の質問は多いです。

 

頑張っても、忘れることはありますよね。

 

1カ月を二区分する、中国のチータチ(旧暦一日)・ジューグニチ(旧暦十五日)の思想は古く、忘れた場合の対処法も存在します。

 

ちなみに、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)では、チータチ(旧暦一日)・ジューグニチ(旧暦十五日)の恒例行事を執り行いません。

 

~取り越しウグヮン(御願)・取り延べウグヮン(御願)~

 

Tさん、取り越しウグヮン(御願)と取り延べウグヮン(御願)を記憶に留められてはいかがでしょうか?

 

取り越しウグヮン(御願)とは、

 

「あっ、しまった、忘れた!」

 

と思い出したとき、すぐに焼香(しょうこう)することをいいます。

 

これは、忘れたら、一刻も早く、お供えするという考え方を基本とします。

 

取り延べウグヮン(御願)とは、忘れたことを思い出しても、次回のチータチ(旧暦一日)・ジューグニチ(旧暦十五日)まで待ち、後日、焼香(しょうこう)することをいいます。

 

これは、チータチ(旧暦一日)・ジューグニチ(旧暦十五日)しか、コーブン(香分)というヒラウコー(平御香)の受け取りができないという考え方を基本とします。

 

以前、とある方から、Tさんと同じような質問を受けたとき、取り延べウグヮン(御願)を説明させていただきました。

 

「でも、次のチータチ(旧暦一日)・ジューグニチ(旧暦十五日)まで時間がありますし、また、忘れたときはどうしましょうか?」

 

と訪ね直されたことがあります。

 

ん~、これではキリがありませんので、忘れないことが一番ですよね(笑)。

 

※沖縄の儀式(ぎしき)・法要(ほうよう)の準備・依頼については、☎098-933-6431、または、✉kozazankyuyoji@kozazankyuyoji.comコザ山〈ざん〉 球陽寺〈きゅうようじ〉・事務局)まで、お気軽にご連絡ください。

 

追記・・・新聞連載の立場上、『琉球・沖縄 年中行事 基礎知識・Q&A』を執筆しています。

 

コザ山(ざん) 球陽寺(きゅうようじ)は、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)の寺院(じいん)です。

 

宗祖(しゅうそ)・親鸞聖人(しんらんしょうにん)の『信心正因(しんじんしょういん)・称名報恩(しょうみょうほうおん)』の教義(きょうぎ)から、ご信心(しんじん)とお念仏(ねんぶつ)の日暮らしをさせていただきましょう。

 

回答者・帰依 龍照〈きえ りゅうしょう〉

 

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【『ヒヌカン(火之神)・ウグヮン(御願)①』】

 

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琉球・沖縄

年中行事

『基礎知識・Q&A』

琉球新報・住宅新聞『かふう』・449号・2014年5月9日掲載

 

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<Q>

 

主人のお義母さんから、

 

「沖縄の嫁になったのだから、台所にヒヌカン(火之神)を置きなさいね」

 

とアドバイスをいただきました。

 

しかし、ヒヌカン(火之神)を設置するには、どこからか灰をもらわなければいけないのだとか。

 

夫方の実家からという人と、妻方の実家からという人と、私の周辺の意見はバラバラです。

 

どちらから、灰をもらうのがよいのでしょうか?

 

ちなみに、私の実家は東京です。

 

先日、母に、

 

「我が家に、ヒヌカン(火之神)ってある?」

 

と電話したら、

 

「はい~っ???」

 

と驚かれてしまいました。

 

(糸満市・Uさん・20代・女性)

 

<A>

 

~ヒヌカン(火之神)=荒神(こうじん)~

 

Uさんの東京のお母さん、いきなりですから、ビックリされたことでしょう。

 

この質問には、寺院(じいん)の住職(じゅうしょく)という立場もさることながら、土徳(どとく)という、沖縄のしきたりに畏敬(いけい)の念を持つ、宗教哲学者の立場で回答させていただきたいと思います。

 

沖縄のヒヌカン(火之神)のことを、本土では、荒神(こうじん)と呼称することがあります。

 

浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)では、ヒヌカン(火之神)を礼拝(らいはい)の対象としません。

 

沖縄では、ヒヌカン(火之神)を各家庭の台所に安置することが多いですが、本土では、荒神(こうじん)を各集落の石碑に安置することが多いといいます。

 

本土の荒神(こうじん)の特徴は、輪番制(交代制)になることがありますので、数年~数十年に一度、管理するかしないかというのが実情のようです。

 

沖縄から比較しますと、それほど日常的なものではないともいわれていますので、実家のお母さんが、

 

「はい~っ???」

 

とおっしゃることもうなずけます。

 

沖縄では、新しいヒヌカン(火之神)を迎えるとき、Uさんの質問にもありますように、夫方の実家から、または、妻方の実家から、ヒヌカン(火之神)の灰をいただくことが賢明だといいます。

 

この一連のしきたりについて、ヒヌカン(火之神)を仕立てると表現する地域・家庭もあります。

 

夫方の実家から、ヒヌカン(火之神)の灰をいただくとの考え方は、沖縄のチーシジ(血筋)という家系を大切にする思想が根底にあるといいます。

 

また、妻方の実家から、ヒヌカン(火之神)の灰をいただくとの考え方は、ヒヌカン(火之神)には性別があるという女性神(じょせいしん)を大切にする思想が根底にあるといいます。

 

現代の沖縄では、夫方の実家から、ヒヌカン(火之神)の灰をいただく事例が多いと耳にします。

 

一方、妻方の実家から、ヒヌカン(火之神)の灰をいただく事例も、少なからず耳にします。

 

Uさんは、東京の出身ですので、実家には、ヒヌカン(火之神)をウンチケー(案内)されていないことでしょう。

 

~旧暦12月24日・ウグヮンブトゥチ(御願解き)~

 

お義母さんと相談して、旧暦12月24日のウグヮンブトゥチ(御願解き)の日に、ヒヌカン(火之神)の灰をいただくとよいでしょう。

 

このとき、灰を3回に分けていただき、新しいヒヌカン(火之神)へも、3回に分けて入れる沖縄のしきたりがあります。

 

家庭円満の秘訣として、お義母さんと仲良く、ヒヌカン(火之神)をウンチケー(案内)できると素晴らしいですよね。

 

※沖縄の儀式(ぎしき)・法要(ほうよう)の準備・依頼については、☎098-933-6431、または、✉kozazankyuyoji@kozazankyuyoji.comコザ山〈ざん〉 球陽寺〈きゅうようじ〉・事務局)まで、お気軽にご連絡ください。

 

追記・・・新聞連載の立場上、『琉球・沖縄 年中行事 基礎知識・Q&A』を執筆しています。

 

コザ山(ざん) 球陽寺(きゅうようじ)は、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)・西本願寺(にしほんがんじ)の寺院(じいん)です。

 

宗祖(しゅうそ)・親鸞聖人(しんらんしょうにん)の『信心正因(しんじんしょういん)・称名報恩(しょうみょうほうおん)』の教義(きょうぎ)から、ご信心(しんじん)とお念仏(ねんぶつ)の日暮らしをさせていただきましょう。

 

回答者・帰依 龍照〈きえ りゅうしょう〉

 

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