正しい歩き方をしていないと、靴底の減り方に偏りが出てくるという話があります。

がに股で歩く人は外側が減りやすく、内股で歩く人は内側、また体の歪みによって左右で減り方が違うなど、歩く際のクセが靴底の減りに影響をしているというのです。

これと同じように、正しい心のあり方ではない場合も、どこかに影響があるのです。

肉体的、精神的、はたまたこの現実(生活、仕事、学校等)のどこかで靴底のように通常以上に削られているかもしれないのです。

靴底のように、外側が大きく減っているからがに股なのかもしれない、というような明確な可能性があるわけではありません。

だからこそ、判りにくい面がありますが、何が正しい心のあり方なのかを学び、実践することはできるのではないでしょうか。

まずは、自分の心というものと正面から向き合っていくことです。

心とは、自分の感情であり、考え方であり、捉え方なのです。

たとえば、怒っている自分の心が正しいあり方なのか、と自分で考えてみるのです。

正しいと思えばそのままで、正しくないと思えば正しいと思う方へもっていくのです。

考え方も同じように、何かあった時にどう考えたのか、そしてその考えは正しいと思うのか、思わないのかを正直に考えてみるだけです。

それを誰かに聞かせるわけではありませんから、ただただ正直に考えるだけです。

考えがまとまらなければ、紙に箇条書きにしてみるのもよいかもしれませんね。

なぜ正しいと思うのか、なぜ正しくないと思うのか、そこまで考える余裕があれば、ぜひ考えてみてください。

歩き方と同じように、いつの間にか身についたクセというものが、心にもあるのです。

自分では気づきにくいものがあると思いますが、正直に向き合っていくことで、何か見出せるものがあるかもしれません。

いえ、きっと見出せます。

人は、自分が思っている以上に自分の心というものを知らないのですから。

特に、物事があまりうまくいかない時などは、心というものと向き合う時間は大切になります。

心のあり方が正しくない結果、歯車がかみ合っていない可能性が高いのです。

逆に考えれば、心のあり方を正しい方向へと導くことができれば、うまくいく方向へと流れていくのです。