昨年、川上アチカ監督による

港家小柳 IN TUNE

という映画が渋谷のUPLINKさんにて放映されました。

私の師匠、五代目港家小柳。

長らくの間、旅芸人生活を経て、浅草の木馬亭にて口演を行うようになり、

私が弟子入りしてからは特に、多くの方の注目を集めていました。


まさか師匠がDOMMUNEにまで出演する日が来るなんて・・本当に驚いてました。

そして今度は、テレビ番組の制作会社さんからも連絡をいただき、

本当にびっくりしていたのを覚えています。


明日9月17日、NHKワールドにて放送される「港家小柳70年の旅路」。


師匠のことをメインに、浪曲の歴史や魅力に迫るドキュメンタリー番組です。


海外向け番組のため英語吹き替えとなっておりますが・・(/ω\)


先日、ナレーションの録音に伺った際、

英語吹き替えにいらっしゃっていた外国人のナレーションの方が、

余りに感動的だったため涙を流しておられたとか・・。



【放送日時】
9月17日(土) 8:10/14:10/19:10/26:10
※24時間のうちに4回放送されます。

【内容】
1960年代まで日本の芸能の王座に君臨しながら、その後、急激に忘れられた「浪曲」。しかし、ここ数年、なぜか若い世代にファンを増やし、超満員となる公演も数多い。新時代のスターも生まれる中、一人の超ベテラン女流浪曲師が注目を浴びている。その名は港家小柳、88歳。デビューして50年以上、一座を組んで地方を回る旅芸人だった。北海道から九州まで、全国の学校や老人ホーム、さらには刑務所まで訪れ、迫力ある浪曲で観客を魅了してきた小柳だが、旅回りゆえ、ラジオやテレビで取り上げられることもなかった。しかし、1997年、旅巡業を支えてくれた夫と死別、初めて東京浅草の浪曲定席に出演すると、タンカ、節、語りという三拍子そろった極上の芸で、耳の肥えた浪曲ファンを驚かせた。
番組では、浪曲の自由な音楽性や、親子以上に深い師弟の関係性、世界各地の放浪芸に共通する大衆芸能の魅力を、弟子の小ゆきが師匠・小柳の足跡を辿るドキュメントを通して、解き明かしていく。


【番組HP】
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/special/episod ※予告映像もご覧いただけます。

【日本国内での視聴方法案内HP】
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/ja/world/howto/

※NHKワールドのHPか、アプリをダウンロードして頂くことでスマートフォンやタブレットでご覧いただけます。

※全編英語での放送となります