こんばんは、小雪です。

【自己攻撃とお金の壁シリーズ】

ここまで

・完璧主義ブロック

・受取拒否ブロック

と掘り下げてきました。


そして今日はきっと


「当てはまる方はゴリゴリに当てはまる」

「当てはまらない方は全く当てはまらない」


という感じになりそうな

\ 家族ロイヤルティーブロック /

についてお話していきますね。


ちなみにですが、

私も数々のブロックはありますが

この「家族ロイヤルティ-ブロック」は、

私があまり持ってないので私の中での解像度が荒いんです。


なので少し説明口調が多めになるかもしれませんが、

お付き合いください^^


えっとですね。

家族ロイヤルティ-ブロックに限らず、

お金のブロックができる背景には

「幼少期の脳の仕組み」が関わっていることが多いんですね。



だいたい 0歳〜7歳頃まで の子どもは、

脳の前頭前野(理性・分析・客観視)がまだ未発達。



ですからこの時期の子どもは


物事を客観的に整理する力がまだまだ弱く

自分中心に「出来事の意味付け」をしてしまい

親の言動を「世界の真実」としてそのまま心に刷り込む

という脳の特徴があります。


たとえばよく知られている話で

ヒヨコは孵化して最初に目にした動くものを

「親」と認識するというのは

聞いたことある方も多いですよね?


母鳥でも人間でもぬいぐるみでも、

とにかく最初に見た対象に愛着を形成します。

(ドラえもんの道具でもそんなのありましたよね?)


これは 生存本能に組み込まれた

安全確保のための仕組み の一つなんです。



んで

人間の子どももこれに似た仕組みを持っています。



人間の赤ちゃんは最初、自分で歩くことも

お腹を満たすこともできない。


なので生まれた直後から

周囲の大人の表情・声・感情を吸収し、

「こうすれば生き残れる」

「これが愛される条件」

を無意識に学習していくんです。


この 0~7歳頃までの刷り込み期

(潜在意識のプログラミング期) に

多くの価値観がインストールされていきます。


脳波的にも「特にシータ波が優位」で、

まるで催眠状態のように

周囲の空気をそのまま心に吸収していきます。



小さい頃の私たちは、親の平和や幸せがそのまま

自分の安全安心に直結するので

どうすればお母さん(お父さん)は幸せになるんだろう?

私がもっと良い子なら、お母さんは笑顔になるかな?

自分が努力すれば、家の問題が良くなるのかな?


なども生き延びるためにどんどん学習していきます。



でも!

もちろん、子どもにできることには限界があります。

だけど子どもなりに私達は必死に頑張ってきたはずです。


良い成績を取ろうと頑張ったり

手がかからない子になろうと我慢していたり

親の愚痴や不安を小さな身体で聞いていたり

「お母さん大丈夫?」と気を配り続けたり

 習い事や欲しいものも我慢していたり‥

もしくは暴れて注目をひこうとしたり

困らせて目を離されないようにしたり。



でも結局、親の苦労はなくならなかった。



「あんなに努力したのに、私は親を救えなかった…」

という感覚だけが、静かに心に残ってしまうケースがあるのです。



決してDVとかネグレストとかの酷いケースがってことではなくて

実はこれ、現実がってことでもなくて

「その時の子どもの目線で作った世界の記憶」としてね。


ここがとても大事。

親が実際に「救ってくれ」と言ったわけではないにしても

幼い自分が当時の状況をそう受け取り、

心に保存してきた 一方的な記憶 で

そういう「思い込みの世界」が形成されていった。



そこに気づけないままだと…

親の愚痴を「私のせいかも」と感じた

親の節約を「私が我慢すれば助けになる」と思った

親の苦労を「これが正しい大人の生き方」と刷り込んだ

こうした「思い込みの記憶」を、自分の中で

「事実」として埋め込んだまま 大人になってしまう。




すると。

大人になった今、

誰にも止められていないのに、

その頃の思い込みの価値観で自分を止め続けてしまう。

これがまさに家族ロイヤルティーブロックの仕組みです。



(・∀・)< 家族ロイヤルティ-ブロ---ック!(必殺技風!)



ロイヤルティ-ブロックは

たとえば、こんな風に出来上がっていきます



親は何かを我慢して私に与えてくれた


だから私も「何かを我慢しないと受け取っちゃいけない」と感じる


親以上に苦労してようやく「受け取る資格がある」と思い込んでしまう


つい「もっと頑張らなきゃ…」という気持ちが強まってしまう


「親の苦しさの総量」が、
自分の努力や頑張りの基準になってしまうんです。

だから


親の苦労量 > 自分の努力量 → 足りないと感じる

親の我慢量 > 自分の頑張り → まだ甘いと感じる



このブロックに気づかないままだと

ビジネスやお金の現場でどう出てくるのか?↓


◆ 新しい手法を学びたいと思っても

「母はこういう仕事の仕方を理解できないだろうな…説明してもピンとこないかも」

と先延ばしにしてしまう


◆ お金を受け取る時に

「父は『高いもの売るなんて人を騙すのと同じだぞ』って言いそう…」

と値下げしたくなる


◆ 「母は毎日パートでヘトヘトだったのに、

 私は家で楽に稼ぐなんて…ズルしてるみたい」

と後ろめたさが湧いてくる


◆ 親や兄弟より収入が増え始めると

「弟(妹)はまだ苦労してるのに、

 私だけ楽して稼いでていいのかな…」

と妙な罪悪感が出る


◆ 収入が伸びるほど

「このまま成功し続けたら、親との距離感が変わっちゃうな…」

と居心地の悪さを感じてムダ遣いしてしまう


◆ 気づいたら

「母はあんなに頑張ってきたのに、私が楽をしちゃダメだ」

と無意識に仕事量を増やし、自分を消耗させてしまう



これがまさに

「親と違う世界に行く=裏切り感」

「親の価値観から外れる怖さ」

という、家族ロイヤルティーブロック特有のブレーキなんです。



このブロックがあるままだと

本当はもっと収入も可能性も広げられるのに

「今のままで十分だよね」 と自分に言い聞かせてしまう。

(親を超えないことが自分のコンフォートゾーンになってしまう)



もう一度!

(・∀・)< ロイヤルティ-ブロックとは



「家族に対して自然に感じてしまう忠誠心・義務感・絆への忠実さ」

無意識に「家族のために自分を制限する」

「家族に遠慮して自分を抑える」感覚を指します。


もちろん

家族を裏切りましょう!忠誠心は邪魔!

という話ではありませんよ?w



でも、だからこそ厄介なのは、

このブロックが 「愛ゆえの自己制限」 になってしまう点ね。


◆ 家族を思っていたはずなのに、家族の影響で自分を縛り続けてしまう。


親が苦労してきた → 私は苦労せずに受け取っちゃダメ

親の価値観と違う稼ぎ方 → 申し訳なさ・ズルさを感じる

自分だけ幸せになるのは → どこか裏切りのように感じる


こうして、

自分で自分を止める世界ができあがっている方がいる。



そういうブロックです。



「あれ?私もこれ、あるかも…?」

と思った方は、今回も

【自己攻撃スタンプラリーカード】

にポンっとスタンプを追加しておいてください^^



気づけたらもう第一歩ですからね。



ではでは、次回は

\ 努力信仰ブロック /

を掘り下げていきますね~