昨日、
アステラスのMRさんと営業所の偉い人と学術の人とチョットお話し。
アルコールは、ナシ子さん。
「うちでもJAK阻害薬開発中なんスよねー」と。
ヤンセンとアステラスで現在第II相試験中のASP015K。
まだ数年かかるかなー。
今話題のJAKのほかにも、
MAPK、SYK、PI3K、NFκBなど、総務課や秘書さんにあたる物質がまだまだいます。
その中で、JAKの次に臨床応用が見えてきそうなのが、
わが日本の福井医大(現福井大学医学部)が1991年に発見したSyk:シック(spleen tyrosine kinase)。
これを阻害するSyk阻害薬Fostamatinibの第III相試験をアストラゼネカとリゲルでやってますね。
2013年度中の承認申請提出が目標なんてのをどこかで見たんですが、いま発見できず。
見つけたらリンク貼ります。
Syk阻害薬では他にPRT062607なんでのもあります。
ちょっと古いですがコチラの6ページ目にチョットだけでてます。
JAK阻害薬のゼルヤンツまもなく使えるようになります。
他に3つ4つと「飲むバイオ」がでてくると、治療する側もされる側も随分ラクになりそーだ。
本家バイオ製剤の使用量は確実に減っていくと予想され。
さらに、バイオシミラー(生物学的製剤のジェネリック品)がまもなく出てくるお話しもありますし。
全体として、薬剤の値段が下がっていくといいなぁ。