いきなり夢落ち。結婚式、チャペルで。

そもそも教会というものにきちんと入ったことがないのだけど、どういう訳か実際に夢でうなされることが何度か有りました。相手の顔知らん人だったりするし……。


今回、冒頭でそれに似たシーンを入れる予定なのですが、そもそもキリスト教系の学校って行ったことないし、小説やアニメやドラマの世界で疑似体験しているに過ぎないので、デジャヴュ感タップリのモノしか書けないような気がするのですが、その手の場所って気楽に連絡なしに入れたりするんでしょうか。


うちは仏教なのでお寺には行くんですが、私自身は限りなく無宗教に近いんですよね。ぐるり一周してみると、大きな宗教って歴史そのものだったり、哲学だったり、アートだったり。シャーマン的なものが一番宗教っぽい気がするのですが、どれも擬人化されていて、歴史=宗教=擬人化の構図が時折微笑みを誘ってくれます。


本題からそれました。

で、今回は既に書いたものを4倍量に増やす作業が中心なので、細かなディテールや設定を再構築することを余儀なくされています。今のところ、登場人物が乗る鉄道の設定は終わっているのですが、登場人物そのものの背後関係やストーリーに出てこない過去設定、人間関係、それに学校などの建築構造、別世界まで行き着く短い時間の描写、別世界の詳細構造など……調べる必要はないのですが、かなり細かく設定していかないと、後で痛い目に遭いそうなので、下手をするとそのうちCADまで起動させるハメになるかもしれません。

なんていいつつ、きっと手描きのラフで終わらせること請け合いですが。


実は前回書いたストーリーも、実際有る建築物の概観などからおおよそのスケールを検討し、エレベーターの内部構造や部屋の間取り、画面の大きさ、電話の形状、主要キャラの身長設定、衣装設定などを綿密に検討してから書き始めました。腕章が着物でもつけられるには着物の袖をどうするかなんてのも。

その割に大して文章に取り入れられてないのがなんとも笑えるところですが……。

しかもその設定資料、引越し時にゴミに紛れ混んで捨ててしまう始末。後には校正原稿のみが残りました。


今回の結婚式はあくまでも夢の中なので、そこまで細かいことは設定しなくて良いのかもしれませんが、描写表現がちょっと苦手という自己認識はあるつもりなので、やっぱり細かく設定しておいた方が良いかもしれません。書き始めるまでの時間が長過ぎる?


学校や教会の建築物は、とある建築マップの写真から検討を始めたいと思います。以前某PVのスタジオがどこなのか必死になってさがしている途中で見つけた本がこんなことに役立つとは……。世の中何が幸いするか分かりませんね。