久しぶりに数学の教科書を読む。数秒後ぼくは静かに書を閉じた。そうだ、ぼくは文系だったね。

どうも。劇団皇帝ケチャップ主宰の吉岡です。
人は数学ができなくても計算さえ出来れば生きて行けます。

ま、そんな教科書話を思い切り脱線する気はないのですが、最近教科書に載っていた肖像画が、実はその人ではなかった説によりぼくらの覚えてきたものがなかったことになっているようです。

たとえば、足利尊氏と源頼朝。この名前聞いたら思い出す肖像画ありますよね~。あれ違うらしいですよ。

尊氏くんと頼朝くん

まあ、彼らのことは随分前から取り上げられていたのでご存じの方も多いでしょう。しかし私は今日衝撃の事実をつきつけられました。

実は朝からフランシスコ・ザビエルくんについて調べていまして、…何故調べていたかは聞かんといて下さい。

彼のよくご存じの肖像画、大体トンスラしているじゃないですか。あ、トンスラというのは頭のてっぺんを剃髪していることです。そのトンスラ姿のザビエルくん、あれ日本で没後80年頃に描かれたものらしいですね。

そしてここからが本題。彼は、彼のトンスラは、実はなかった・・・そう、彼はトンスラしていなかったようなのです。じゃあ、あの絵はなんだったのか?

我々が事実と思い込んで生きていることがある日突然実は嘘でした、勘違いでしたで180度変わってしまうこともあるようです。まあ、そういう事があるから歴史って面白いんですけどね。

ザビエルくん