昨夜、NHKスペシャルに出演させて頂きました。

「安保法案と憲法」をテーマに各党の代表者が出演 (自民:高村副総裁、民主:岡田代表、公明:北側副代表、維新:松野代表、共産:志位委員長、次代:松沢幹事長、社民:吉田党首、生活:主濱副代表、元気:私、改革:荒井代表 )。

しかし、余りにも割り当て時間が短い!

国会のルールに準じてか、大政党に優先的に何度も質問や反論の機会を与えるため、少数政党は殆ど話すチャンスがありません。

結局、1時間半の番組で3回しか話ができませんでした。

(しかも、一番 若造 だからか(笑)、話した時間が他の少数政党の方々と変わらなかったにもかかわらず「話を短く!」と遮られてしまいました(汗))

確かに政党の数が多いので進行は大変だと思いますが、これでは議論を深めることはできません。

そもそも、少数政党は番組に呼ばれることも少ないのですから、もう少し発言の回数などに工夫が必要ではないかと思います。

放送法第4条1項 には、「政治的に公平であること」(2号)、「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」(4号)とあります。これらは国民の「知る権利」をより良く充足することを目的とした定めです。

また、NHKの 放送ガイドライン2015では、「NHKの放送は、視聴者にできるかぎり幅広い視点から情報を提供することを目指す」としています。

このような規定からすれば、国民の代弁者であることには変わりがないのですから、少数政党であっても、マイノリティーであっても、同じように意見を発する機会を与えるのがNHKの役目ではないでしょうか。

大政党、既成政党の話は民放で十分に聞くことが出来るのです。是非とも改善をお願いしたいと思います。