昨年の暮れに東京インテリアに行って見たところ、今までのシーリーとの提携品がモデルチェンジしてました。
東京インテリアのベッドでイチオシだったのは「サニーヴェール プレミアムⅢ」というソフトなマットレスでした。
ところが昨年2023年 Sealy(シーリー)最新情報 おまけにSimmons(シモンズ)との比較で書いたようにシーリーは新モデルを発表するとともに、その基本コイルを新しくしました。
従来は「Sealy ReSTコイル 線径2.0mm 7.5巻」というコイルでした。
新モデルは「Rest Supportコイル 線径2.1mm 7.5巻」に変更になりました。
このため線径2.0→2.1mmになると10%強度がアップすると思っていいので、10cm沈む柔らかさだったマットレスが9cmしか沈まないすこし固めのバネになるということです。
東京インテリアの「サニーヴェール プレミアムⅢ」は「Sealy ReSTコイル 線径2.0mm 7.5巻」を使って詰め物も工夫してとても良い感じのマットレスでしたが、本家がコイルを変えるとなるとそれに伴って提携品もモデルチェンジせざるを得なくなった訳です。
「サニーヴェール プレミアムⅢ」というベッドはマットレス単体、ワイドダブルで285,000円。
それが、こちら「MONARCA(モナルカ)」というベッド。「Rest Supportコイル 線径2.1mm 7.5巻」を使用した2023年モデルになります。
値段は以下の通り
・シングル 230,000円
・セミダブル 250,000円
・ダブル 275,000円
・ワイドダブル 305,000円
「サニーヴェール プレミアムⅢがワイドダブルで285,000円でしたから20,000円のアップになりますね。
肝心の「MONARCA(モナルカ)」ソフトさはどうなのでしょう。
新しいバネを使うということは少しソフトさがなくなるというシーリー本家のCrown Jewel GahniteⅣと同様に「MONARCA(モナルカ)」は「サニーヴェール プレミアムⅢ」よりも大分しっかり感が出てしまいました。
詰め物は工夫していますが、腰掛けてみるとコイルとのマッチングがイマイチな感じで表面はソフト感がありますが、すぐにコイルにお尻があたる感じになります。
ただこれはぺんパパの個人的見解ですから、日本の方がソフトなベッドを求めるならこのベッドでも十分と思います。
大塚家具のREGALIAで寝てみたいといった層には少し物足りないソフト感になるでしょう。
2024年になってソフト感に満足いくベッド&マットレスは徐々に少なくなってきているので、旧モデルを探すか、多分今年の春にでも行われるシモンズのモデルチェンジに期待してみるか、先に紹介した2024年スランバーランド(Slumberland)がマットレスをモデルチェンジのなかからソフトなタイプを探り当てるくらいしかなくなってきているみたいです。