番外 かつて平成23年~平成27年まで見られていた、「ゆふいん号」博多港国際ターミナル系統の紹介 | コウさんのコウ通大百科 PART3
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在住する九州を中心に、鉄道・バスを中心としました記事を毎日更新しております。
(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)


 
 当ブログでもこれまでもご紹介しておりますように、福岡~湯布院(「由布院」とも呼びますが、今回はこう呼びます)間には、西鉄グループの亀の井バス(画像1、大分200か・847)・日田バス(画像2、472号・ともに日産デPKG-RA274RBN)、そして西鉄バス(最後の画像、2768・いすゞQRG-RU1ASCJ)の共同で高速路線バス「ゆふいん号」が運行されております。
 
 この「ゆふいん号」に関しましては、これまでも当ブログでもご紹介しておりますように、中国人・韓国人をはじめとしました外国人観光客の利用者も多かったのも特徴でありまして、駅周辺を見ましても複数カ国の言葉が聞かれる事から、それほどこの高速路線バス、そしてJR特急の存在が大きかった事も伺えておりまして、湯布院自体が外国人観光客にとっても利用しやすい町である事も伺える所でもありまして、ピーク時には各停便11往復・ノンストップ便12往復が運行されておりました。
 
 また、この路線も外国人観光客が多かった事もありまして、一部便が福岡空港(国際線)経由で運行されておりまして、国際線ターミナルと直結している分、利用者が多い事も伺わせておりました。
 
 
 しかし、令和元年秋ごろから韓国情勢の変化、さらに今年に入りましてからの「新型コロナウイルス」によります需要減などもありまして、徐々に減便を繰り返しておりまして、4月の改正時には16往復(各停便11往復・ノンストップ便5往復)まで減便しておりましたし、10月時点では12往復(各停便9往復・ノンストップ便3往復~運休中4往復除きますまで減っておりますし、11月の改正ではついにノンストップ便が廃止となる事で10往復まで減便される事が決まっておりまして、ピーク時からすると半減以下の本数にまで減る事が決まっております。
 
 
 そんな本数が大きく減便される事が決まっております「ゆふいん号」は、かつては湯布院より先の系統も存在しておりまして、別府まで途中「やまなみハイウェイ」を通りまして、城島高原を経由しました、いわゆる別府発着の「とよのくに号」の迂回運行とほぼ同じ運行区間の形で1往復運行されておりました。しかし、その別府発着の「とよのくに号」の存在がある事もありまして、平成22年に廃止されておりましたし、牧ノ戸峠や九重登山口や牧の戸温泉まで運行されていた系統も存在しておりまして、牧の戸温泉までが平成17年までには廃止されております。
 
 (亀の井バス湯布院・別府系統、大分200か・・24、三菱KC-MS829P)
 
 
 さて、今回ご紹介しますのは、今回のような外国人観光客激減を受けて廃止となった系統でありまして、かつては平成23年から平成27年3月にかけまして、博多港中央埠頭にあります画像の博多港国際ターミナルへも韓国からの航路利用者向けに運行されておりまして、実際に2系統が存在しておりました。今回は過去に運行されておりました、博多港国際ターミナル系統に関しまして皆様にご紹介してまいります。
 
 
 まず1系統目でありますが、これは既存の系統を博多港国際ターミナルへ延長させていたものでありまして・・・

 博多港国際ターミナル~西鉄天神バスセンター(当時)~福岡空港経由~
 
で運行されておりまして、この系統は博多バスターミナル発着ではありませんでしたし、運行当初から利用者はそれほどおらず、結果平成27年の4月の改正によりまして残念ながら廃止、結果博多バスターミナル~西鉄天神高速バスターミナル~福岡空港国際線経由便に全便が統一される事になりました(現在は西鉄天神高速バスターミナル~博多バスターミナル~福岡空港国際線~の順)。
 
 (日田バス便、471号・三菱KC-MS829P)~平成23年撮影、既に廃車
 
 (側面(469号・既に廃車)の行先)
 
 
 もう1系統に関しましては、先述の博多港国際ターミナル発着便に加えまして、別府~博多港国際ターミナル系統便も亀の井バス運行で2往復がかつて存在しておりまして、このうちの別府~湯布院間に関しましては先述のように前年であります平成22年に廃止となっておりましたので事実上の復活と言う形となっておりました。

 
 これは、従来の系統を増発させる形で運行されておりまして、停車地も・・・

 博多港国際ターミナル~福岡空港国際線~湯布院駅前~城島高原~別府北浜
 
しか停車しておらず、博多バスターミナル・天神バスセンターには停車しない、いわゆる直行バスみたいな形で運行されておりましたし、車両に関しましても、上の画像のように貸切から転用された車両(大分22か17-29、日野U-RU2FTAB)が使用されておりまして、行先自体も画像のようにサボを使用しまして運行されていたなど、従来の路線車とは違った姿が見られておりました。
 
 
 けれども、この運行形態が仇となった事や、折りしもこの年に起こりました東日本大震災の影響で外国人観光客が激減した事もありまして、当初の5ヶ月間の試験運行を前倒ししまして結局4ヶ月で廃止となってしまいました。
 
 
 私自身、この姿は何度か見た事がありましたが、利用者がいらっしゃらなかった事もありまして、早朝に運行されておりました始発便に関しましては福岡空港国際線を経由せずに通過する姿も見られておりましたし、上の画像の撮影時も博多港国際ターミナルからの利用者がいらっしゃらなかったなど、この運行も正直失敗だったのかなと思ってならない所でありました。
 
 
 今回は、かつて運行されておりました「ゆふいん号」博多港国際ターミナル発着便系統に関しましてご紹介しましたが、この中には過去にはわずか4ヶ月で廃止となった系統も存在していた事もありまして、そう言った系統に関しましては正直あまり知られていない系統ではなかったかと思います。その後、外国人観光客の増加で本数も増加に転じておりました「ゆふいん号」でありましたが、ついに11月からは10往復まで減ってしまう事になっておりますが、「ゆふいん号」のメインの利用者でもありました外国人観光客の激減によります影響と言うのはこの時・今回と計り知れなかったのかなと思ってならない所でもありましょうか。